1 自己使用の必要に基く賃貸借契約申入の意思表示を無断転貸を理由とする契約解除の意思表示に転換してその効力を認めることはできない 2 民法第612条にいわゆる「転貸」に該当しないと認められた一例
1 法令による賃料統制額が引上けられた場合賃料又は損害金の額は自動的に引上げられるか 2 敷金による充当には当事者の主張を要するか
1 責問権喪失の一事例 2 証拠申出の抛棄と認められる一事例 3 裁判所法第26条第2項第1号の決定を変更する決定の適否 4 裁判所法第26条第2項第1号の決定及びその変更決定の方式 5 合議体の審理が単独裁判官の審理に移行した場合と口頭弁論更新の要否 6 労務の提供と賃貸借契約の成否
1 特別事情による仮処分取消の場合における債権者側の事情と債務者側の事情との関係 2 仮処分の被保全権利が金銭的補償により終局の目的を達し得べき場合の一事例
1 憲法第21条所定の言論、出版その他一切の表現の自由に対する制限の可否 2 特別抗告理由として原審抗告理由書の記載を引用することの適否
罹災都市借地借家臨時処理法第10条により第三者に対抗し得べき借地権は少くとも罹災又は疎開前建物保護法による対抗要件を具備したるものであることを要する
1 罹災都市借地借家臨時処理法第2条第1項但書にいわゆる権原により現に建物所有の目的で土地を使用する者の意義 2 無断転借人と罹災都市借地借家臨時処理法第2条第1項但書にいわゆる権原による土地使用者