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69207件中 66341-66360件目を表示中
  • 東京地方裁判所平24.5.24判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,力士である原告が故意による無気力相撲を行ったことを理由とする引退勧告に応じなかったことが被告の秩序を乱す行為であるとして,被告が原告を解雇したところ(「本件解雇」),原告が本件解雇は無効であると主張して,被告に対し,地位確認及び解雇後の給与等の支払並びに...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:138
  • 東京高等裁判所平24.5.24判決

    〔解 説〕
     1 本件事案の概要
     Y(総合病院の内科部長を務める医師)の弟Aは,平成7年6月,B銀行から4億5000万円の借入れをして,この借入金で新潟市中央区内にある商業ビル(本件ビル)を購入した。Yは,同月,B銀行に対し,この借入金のうち2億5000万円について連帯保証(本件連帯保証契約...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:168
  • 東京高等裁判所平24.5.24決定

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     A社は,Y1銀行から融資を受けて土地を買い受け,ここに8階建ての事務所兼店舗を建築し,1階店舗を第三者に賃貸したが,建物建築請負人であるY2にその代金を支払わないまま民事再生の申立てをして開始決定を受けた。しかし,再生手続はほどなく廃止されて破産手続に移行し,監...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:239
  • 知的財産高等裁判所平24.5.28判決

    名称を「腫瘍特異的細胞傷害性を誘導するための方法および組成物」とする発明について,進歩性を欠くとして特許拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決を取り消した事例

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:231
  • 最高裁判所第二小法廷平24.5.28判決

    〔解 説〕
     1 本件は,6名の破産者の各破産管財人である承継前上告人らが,それぞれ,被上告人に対し,各破産者と被上告人との間の当座勘定取引契約を解約したことに基づく払戻金及び遅延損害金の支払を求める事案である。被上告人は,各破産者の破産手続開始前に,その委託を受けないで,各破産者の債務につい...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:97
  • 最高裁判所第三小法廷平24.5.29判決

    〔解 説〕
     1 本件は,自動車保険契約の人身傷害補償条項(人身傷害条項)に基づき保険金(人傷保険金)を支払った保険会社による損害賠償請求権の代位取得の範囲が争われた事案であり,最一小判平24.2.20民集66巻2号登載予定,判タ1366号83頁(以下「第一小法廷判決」という。)に続き,最高裁...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:100
  • 東京地方裁判所平24.5.30判決

    工場跡地をガソリンスタンド用地として購入した売買契約において,土壌中に有害物質が含まれていたことが判明した場合について,買主の錯誤による無効が否定され,また,売主の瑕疵担保責任,売主の説明義務違反による債務不履行責任が否定された事例

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:290
  • 東京地方裁判所平24.5.30判決

    商標権侵害を理由とする差止請求について,権利濫用の抗弁を排斥して,一部認容した事例

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:343
  • 広島高等裁判所平24.5.30判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,控訴人(X)が被控訴人(Y)に対し過払金返還請求を求めて提訴中に,被控訴人が会社更生の手続に入り,会社更生手続が終結したため(以下「本件更生手続」という。),控訴人の過払金返還請求債権(以下「本件請求債権」という。)が会社更生法204条1項により失権した...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:303
  • 大阪高等裁判所平24.5.31判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,土地の賃貸借契約を締結して,営業中のゴルフ場の用地(以下「本件土地」という。)をゴルフ場会社Yに貸していたXらが①主位的に,上記賃貸借契約に係るXらとYとの信頼関係が損なわれたとして,債務不履行解除による上記賃貸借契約の終了に基づき,②予備的に,期間満了...

    引用形式で表示 総ページ数:25 開始ページ位置:186
  • 知的財産高等裁判所平24.5.31判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,「Lambormini」との文字部分と,全体として動物の尾のように描かれた図形部分とからなる本件商標についての無効審判請求の不成立審決に対する取消訴訟である。
     Xは,Yが有する本件商標は,商標法4条1項7号,10号,15号,19号に違反して登録されたも...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:300
  • 東京地方裁判所平24.5.31判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,被告Aらとの間で債務弁済協定調停を行った原告らが,①被告Aは,調停に先立ち,保有資産を信託設定することにより譲渡しているが,これら資産に対する実質的な支配権を有していたことから調停当時の被告Aの資産状況について錯誤があった,②調停当時被告Aが信託設定され...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:158
  • 東京高等裁判所平24.5.31判決

    〔解 説〕
     1 本判決の概要
     A社はデジタルコンテンツブログなる商品を顧客に販売する事業を行った後に破産した。A社の破産管財人に選任されたXは,この事業が無限連鎖講防止法によって禁じられた無限連鎖講に当たり,また,出資法にも違反すると主張して,この事業に会員として参加して利益を得た元会員で...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:149
  • 東京高等裁判所平24.6.4判決

    〔解 説〕
     1 本件は,金銭消費貸借契約の貸主側から貸金返還請求,借主側から不当利得返還請求がされ,多数の法人が登場するが,便宜,借主側の出版社をX1,その代表者をX2,貸主側の複数の会社をY1ないしY5,その代表者(Y3を除く)をY6という。Y1・Y2は,英国領バージン諸島会社法を,Y4は...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:212
  • 高知地方裁判所平24.6.5判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     原告らの子であるEは,被告学園の経営する私立中学校の1年生であり,ゴルフ部に所属していたが,自宅で自殺した(本件自殺。)。
     本件のうち,被告学園のいじめについての調査報告義務違反に関する部分は,原告らが,「被告学園が,本件自殺の原因について調査し,原告らに報告...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:246
  • 知的財産高裁平24.6.6判決

    固形潤滑剤等を指定商品とし,「SUBARIST」 及び「スバリスト」の文字を上下二段に横書き して構成された商標は,自動車等を指定商品と し,自動車のブランド名でもある「スバル」の 文字から構成された商標等との関係で,混同を 生ずるおそれがある商標(商標法 4 条 1 項 15 号)に該当する

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:182
  • 知的財産高等裁判所平24.6.6判決

    本件明細書に接した当業者は,「減塩醤油類」に係る本件発明において,食塩濃度が下限値に近い場合には,出願時の当業者の技術常識を参酌することにより,カリウム濃度を上限値近くにすることにより,減塩醤油の塩味を強く感じさせることができると理解するものであり,本件発明は,発明の詳細な説明において発明の課題が解決できることを当業者が認識できるように記載されており,サポート要件を満たす

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:249
  • 知的財産高等裁判所平24.6.6判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     原告(外国法人)は,「てんかんおよび関連疾患を治療するためのスルファメートおよびスルファミド誘導体」という名称の発明について特許出願をしたが,平成23年2月21日付けで,明細書に実験データ等が記載されていないことなどを理由として拒絶査定を受けた。そこで,原告は,...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:142
  • 東京高等裁判所平24.6.6判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     消防士であるA(Xの夫)は,平成17年10月6日に勤務先である横浜市消防局神奈川消防署片倉消防出張所の救急隊員用の寝室で死亡した。Xは,Y横浜市支部長(処分行政庁)に対し,Aの死亡が公務に起因して発生したものとして公務災害認定請求をした。処分行政庁は平成18年8...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:132
  • 東京高等裁判所平24.6.6決定

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件3件の決定は,いずれも夫婦間の子をめぐる争いに関し,審判前の保全処分により子の引渡しが命じられた事案に関する抗告審の裁判例である。
     ①事件は,子の引渡しを命じる審判前の保全処分が発令され,執行申立てがされたが,抗告審において保全の必要性が否定され,間接強制...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:327