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69077件中 66081-66100件目を表示中
  • 東京地方裁判所平23.11.11判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,宅地(原告土地)を購入した原告が,同土地に接する通路として使用されている私有地(本件通路)の共有者である被告らに対し,本件通路に通行地役権を有することの確認,本件通路上に設置されたフェンスの撤去等及び通行の妨害予防を求めた事案である。本件の主たる争点は,...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:135
  • 福岡高等裁判所平23.11.15判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,永住者の在留資格を有する中国人であるXが,夫(中国籍で永住者の在留資格を有する。)と共に賃料収入等で生活を送っていたところ,X宅に引っ越してきた義弟から預金通帳等を取り上げられる等の虐待を受け,生活に困窮したことから,生活保護を申請した(以下「本件申請」...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:104
  • 東京高等裁判所平23.11.15判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,新種の抗癌剤であるイレッサの投与を受けた後に死亡した肺癌患者3人の親族(X1~X4)(当事者欄掲載順)が,製薬会社に対し,欠陥のある製造物であるイレッサを輸入・販売し患者3人を死亡させた等として,製造物責任法上又は不法行為上の損害賠償を求め,併せて国に対...

    引用形式で表示 総ページ数:23 開始ページ位置:142
  • 前橋地方裁判所平23.11.16判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,原告が,被告の経営する公衆浴場を利用した後にレジオネラ肺炎を発症したことについて,被告は,公衆浴場の衛生管理を行うなどの安全配慮義務又は清潔で安全な入浴施設を提供する義務に反し,公衆浴場にレジオネラ属菌を繁殖させたため,原告をしてレジオネラ属菌に感染させ...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:230
  • 東京地方裁判所平23.11.16判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     被告は,週刊誌を発行する株式会社であるが,同誌の平成21年6月25日号において,著名な参議院議員である原告に関し,原告に「背けなかった『厚労省女性局長』の心の引け目」などの表題の下に,当時社会的に耳目を集めていた厚生労働省(厚労省)局長らが関与したとして起訴され...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:244
  • 最高裁判所大法廷平23.11.16判決

    〔解 説〕
     1 本判決は,裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(以下「裁判員法」という。)による裁判員制度の合憲性を判断した最高裁大法廷判決である。
     本件は,日本在住のフィリピン国籍の被告人(女性)が,氏名不詳者らと共謀して,平成21年5月31日,覚せい剤約2kgを機内預託手荷物として航空...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:62
  • 新潟地方裁判所平23.11.17判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
    (1) 原告は,化工澱粉の製造販売等を目的とする株式会社である。原告は,新潟農政事務所から一般のカビが生えたり,袋破れ等した米穀(以下,「事故米穀」という。)を購入し,加工用米穀(食用)と区分管理することなく米澱粉に加工し,当該米澱粉を食用と非食用の区別をせずに販...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:90
  • 東京地方裁判所平23.11.17判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,大学のラグビークラブチーム(権利能力なき社団)であるX(原告・控訴人)が,合宿のため,Y(被告・被控訴人)が経営する旅館での宿泊を予約していたところ,宿泊予定者の一部が新型インフルエンザに罹患したことを理由として宿泊前日にその予約を取り消し,Yの求めに応...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:235
  • 最高裁判所第一小法廷平23.11.17判決

    〔解 説〕
     1 本件は,公有地を対象とする土地信託契約(本件信託契約)の受託者であるXら(信託銀行)が,委託者兼受益者であるY(兵庫県)に対し,旧信託法(平成18年法律第109号による改正前のもの。以下同じ。)36条2項本文に基づき,信託財産に関して負担した費用(借入金の弁済金)の補償を請求...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:121
  • 東京高等裁判所平23.11.22決定

    〔解 説〕
     本件は,暴力団の威力を背景にいわゆる美人局の方法により被害者らから金銭を脅し取ろうとした恐喝罪の事案において,弁護人が,被害者らの供述を弾劾するため,被害者らの供述録取書等について証拠開示を求めたのに対し,検察官が,被害者の住所等の個人情報が記載されている部分等に関し,被害者ら又...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:382
  • 東京地方裁判所平23.11.24判決

    〔解 説〕
     1 本件は,甲社がその元取締役又は代表取締役であったA及びBに対して,在任中の善管注意義務違反を理由とする損害賠償を求めた一方で(第1事件),Aが甲社及び復帰して就任した現在の代表取締役に対して,取締役在任当時の経営状況に係る虚偽の事実等(摘示する事実は,上記善管注意義務違反の基...

    引用形式で表示 総ページ数:34 開始ページ位置:132
  • 東京地方裁判所平23.11.24判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     X1は,平成10年3月17日にY1の開設するY1病院のペインクリニック科を受診し,手掌多汗症に対するETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)の説明を受け,Y1病院の担当医師に紹介されたY2の開設するY2病院で同年7月4日にETSを受けた(①事件)。また,X2は,同年...

    引用形式で表示 総ページ数:28 開始ページ位置:259
  • 東京高等裁判所平23.11.24判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件マンションは,昭和44年に建築され,訴訟提起時には建築後39年を経過したものである。その当時の規約には住居専用規定は設けられていなかったが,昭和58年5月,住居専用規定を設ける規約改正が行われた。この管理規約によれば,1階部分の一部を除き,区分所有者はその専...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:215
  • 最高裁判所第三小法廷平23.11.24判決

    〔解 説〕
     1 ①事件及び②事件は,弁済による代位により破産法上の財団債権又は民事再生法上の共益債権を取得した者が,同人が破産者又は再生債務者に対して取得した求償権が破産債権又は再生債権にすぎない場合であっても,破産手続又は再生手続によらないで上記財団債権又は共益債権を行使することができるか...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:131
  • 東京地方裁判所平23.11.28判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     本件は,Xが,その被相続人(母)であるZ(以下「Xら」という。)と共に,訪問販売を業とするA,C,D,Eの各勧誘担当者による訪問販売の方法に基づく勧誘により,前記Aらから,不必要かつ高額な健康器具等の品物を次々と購入させられたところ(4社の合計で18件。以下「本...

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:263
  • 大阪地方裁判所平23.11.28判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     (1) 本件は,自転車を運転して市街地内の幹線道路を横断しようとした被告人が,直ぐ近くにある自転車横断帯を通らず,右折待ちの停止車両の陰から,安全確認が不十分なまま対向車線上に時速約7キロメートルで進出したため,対向車線の第2通行帯を走行してきた貨物自動車が被告...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:250
  • 盛岡地方裁判所水沢支部平23.11.29判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     訴外Aは,平成15年11月4日,岩手県奥州市内の橋梁維持修繕工事を施工中の県道を原動機付自転車を運転して走行中,Y1の運転する普通貨物自動車と衝突し,右大腿骨開放骨折等の傷害を負った。
     Xは,Aとの自動車保険契約に基づいて,Aに対して582万1274円を支払っ...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:218
  • 東京家裁平23.11.30決定

    国籍及び年齢不詳の少年についての海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律違反保護事件において,少年の生年月日及び年齢を断定することはできないが,少年の供述の信ぴょう性等を評価した上で,少年に有利に20歳に満たない者であると認定しつつ,罪質及び情状に照らして刑事処分が相当であるとして,事件を検察官に送致した事例

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:299
  • 知的財産高等裁判所平23.11.30判決

    〔解 説〕
     1 本件は,発明の名称を「車載ナビゲーション装置」とする特許発明に係る特許権(2件)を有する控訴人(原告)が被控訴人(被告)に対し,被告の提供するナビゲーションサービスに係る装置(被告装置)等は,本件各特許発明の構成要件を充足し,被告がユーザに当該サービスを使用させ,又は当該サー...

    引用形式で表示 総ページ数:24 開始ページ位置:269
  • 知的財産高等裁判所平23.11.30判決

    〔解 説〕
     1 事案の概要
     Xは,発明の名称を「うっ血性心不全の治療へのカルバゾール化合物の利用」とする特許(本件特許)の特許権者である。本件特許につき無効審判が請求され,本件特許を無効にする旨の審決が出されたため,原告は,審決取消しを求める訴えを提起すると共に,明細書の訂正(本件訂正)を...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:305