〔解 説〕
1 事案の概要
Aは,昭和54年4月からB市消防職員として勤務を開始した者であるが,その後,救助隊員,大型機関員,はしご消防車機関員,救急隊員の各資格を取得して,警防部門における救助,消火,救急の全業務に精通していた。Aは,平成14年10月からC消防署D出張所に勤務していた。
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〔解 説〕
1 事案の概要
Xは,平成20年7月15日の朝,Yが輸入販売した本件フレキシリードを使用して,飼い犬を散歩させていたところ,飼い犬が突然走り始めたので,リードのブレーキボタンを押して飼い犬を止めようとしたが,ブレーキがかからず,飼い犬がジャンプしたため,その反動で飼い犬が負傷し...
〔解 説〕
1 A社は,産業廃棄物処理などを業として行う株式会社であるところ,Y市の山林約15万m2を8年間かけて埋め立て,跡地を山林に復元する本件埋立事業を計画し,Y市の本件埋立条例に基づき,事前協議を経た上,本件埋立事業の許可申請を行った。これに対し,Y市長は,許可申請書の内容に不備があ...
〔解 説〕
1 事案の概要
エネルギーの使用の合理化に関する法律(平成17年法律第93号による改正前のもの。省エネルギー法)は,第一種特定事業者,すなわち大規模にエネルギーを使用する事業者に対し,事業者自身がエネルギー等の使用量を自ら把握し,整理分析すること等によって省エネルギーを図るため...
〔解 説〕
1 事案の概要
Xは,兵庫県西宮市に居住する者であるが,名古屋市に本店を有していたインターネット専業の店頭外国為替証拠金取引業者であるYと外国為替証拠金取引を行ってきたところ,Yが市場実勢から大幅に乖離した価格設定を行ってロスカットをしたことにより取引差損が生じたと主張し,不法...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,患者の死因等が争点となっている民事の医療訴訟(以下「基本事件」という。)において,被告(医師及び医療機関)から,捜査機関の嘱託を受けた鑑定受託者を相手方として,司法解剖の鑑定書の控え等(以下「本件文書」という。)について文書提出命令の申立てがされた事案で...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件の事案の概要は,次のとおりである。
(1) 原告(1968年10月*日生)は,中華人民共和国(以下「中国」という。)の国籍を有する外国人の女性であるが,平成21年7月28日,日本人男性A(昭和24年11月*日生)と中国の方式により婚姻した。
(2) 原告は,...
〔解 説〕
1 本件は,無権利者であるAがYとの間でブナシメジの販売委託契約を締結し,Yが同契約に基づきブナシメジを販売してその代金を受領したところ,ブナシメジを所有するXが,Yに対し,同契約を追認したからその販売代金の引渡請求権が自己に帰属すると主張して,その支払を請求する事案である。
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〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,発明の名称を「外科医療用チューブ」とする特許権を有する原告が,被告製品(気管チューブ)が当該特許権を侵害している旨主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づく差止請求として被告製品の輸入,製造,販売の禁止を求めるとともに,同条2項に基づく廃棄請求とし...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,原告が「画像印刷装置および方法」という名称の発明(本願発明)について特許出願したが,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判を請求するとともに,出願に係る発明について補正を行ったところ(本件補正),特許庁が本件補正を却下した上,本願発明の進歩性も否定し...
〔解 説〕
1 本件は,「福岡市東区一家殺害事件」として著名な事件であり,日本に留学してきた中国国籍の被告人が,共犯者らと共謀の上,福岡市内の居宅に押し入り,一家4名を殺害して金品を強取し,その死体を海中に投棄するなどした住居侵入,強盗殺人,死体遺棄等の事案である。
被告人は,本件強盗殺人...
〔解 説〕
1 事案の概要
(1)本件は,Y(被控訴人・1審被告)が,梨地成形用金型(被控訴人製品)を生産した行為について,X(控訴人・1審原告)が,Xの有する「梨地成形用金型」に係る本件特許権を侵害すると主張して,①本件特許権に基づき,被控訴人製品の生産の差止めを求めるとともに,②不法行為...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,第28類「堤人形」を指定商品とし,「堤人形」の文字と「つつみのおひなっこや」の文字を2段に横書きしてなる商標(以下「本件商標」という。)に対する無効審判請求について,特許庁がした無効不成立審決の取消しを求める事案である。被告は,本件商標の商標権者であり,...
〔解 説〕
1 本件被告事件は,暴力団幹部の元妻である被告人が,同幹部の実弟で暴力団員である共犯者と共謀して,被害者夫婦に対し,その夫が同幹部の愛人と肉体関係を持ったなどと因縁を付けて脅迫し,両名から現金500万円を脅し取った,という恐喝の事案である。
第1回公判期日(平成23年8月11日...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,「PAG」「PointADGame」の上下2段の欧文字,符号「!」及び図形からなり,第9類「携帯電話用ゲームソフトウェア」「コンピュータゲームソフトウェア」等及び第42類「電子計算機の貸与,電子計算機用プログラムの提供」を指定商品ないし指定役務とする本願...
〔解 説〕
1 事案の概要
(1) 本件は,健康保険の被保険者である原告(被控訴人,上告人兼申立人。以下,単に「原告」という。)が,腎臓がんの治療のため,保険医療機関から,単独であれば健康保険法上の療養の給付に当たる保険診療となるインターフェロン療法と,高度先進医療であり療養の給付に当たらな...
〔解 説〕
1 本件は,信販会社Yの加盟店Aとの間で,Aの女性販売員による思わせぶりな言動を交えた勧誘に応じて,指輪等の宝飾品をその本来の価値を大きく上回る代金額で購入する売買契約(以下「本件売買契約」という。)を締結し,Yとの間で,その購入代金に係る立替払契約(以下「本件立替払契約」という...
〔解 説〕
1 事案の概要
本件は,Xが,家庭用日用雑貨品の販売等を目的とする株式会社Y1にスリッパ等の履物を継続的に販売していたが,Y1が取引先に対して継続的に融通手形を振り出しており,約束手形の不渡りを出して事実上倒産したとして,Y1に対し,売買代金の支払を求めるとともに,Y1の代表取...
1 第三債務者である金融機関の取扱店舗を支店名で特定せず、いわゆる預金額最大店舗指定方式により差し押さえるべき債権を表示した債権差押命令の申立てにつき、第三債務者である金融機関が事前の弁護士会照会に回答しなかった場合は、差押債権の特定を欠くとはいえないとされた事例(①事件)
2 差押債権の特定の判断は差押債権目録の記載自体によって判断すべきであり、上記方式による債権差押命令の申立てにつき、差押債権の特定を欠き不適法であるとされた事例(②、③事件)
〔解 説〕
1 事案の概要
X(抗告人)は,株式会社三井住友銀行,株式会社みずほ銀行,株式会社三菱東京UFJ銀行,株式会社りそな銀行を第三債務者として,Y(相手方)が第三債務者に対して有する預金債権につき,各第三債務者の取扱店舗を特定することなく,いわゆる預金額最大店舗指定方式により,差押...