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69099件中 62361-62380件目を表示中
  • 破産者による自由財産からの弁済が有効となるための要件

    野村直之   

    最高裁第二小法廷平18.1.23

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:228
  • 最高二小平18.1.23判決

    《解  説》
     1 本件は,地方公務員Xが,共済組合Yに対して貸付金債務を負担した状態で破産宣告を受け,その後退職したところ,給与支給機関が,地方公務員等共済組合法(地共法)115条2項に基づき,Xの自由財産である退職手当の中から貸付金残金をYに払い込んだという事実関係の下において,Xが,Yに...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:115
  • 最高二小平18.1.23決定

    《解  説》
     1 本件は,医療法人の理事長として,私立病院(以下「本件病院」という。)を経営していた被告人が,教育公務員である奈良県立医科大学(以下「奈良医大」という。)の教授兼同大学附属病院診療科部長に対し,その教育指導する助教授以下の医師を本件病院へ派遣するなどの便宜ある取り計らいを受け...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:269
  • 特許庁の担当職員の過失により特許権を目的とする質権を取得することができなかったことを理由とする国家賠償請求事件において民事訴訟法248条により相当な損害額が認定されなければならないとされた事例

    古河謙一   

    最高裁第三小法廷平18.1.24

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:192
  • 最高三小平18.1.24判決

    《解  説》
     1 本件は,いわゆる「フィルム・リース」事件と呼ばれる事案であり,原告が,契約上は所有権を取得したとされる映画につき,その減価償却費を損金算入したところ,課税庁がこれを認めず更正処分をしたことから,当該処分の適否が問題となったものである。
     本件の事実関係の概要は以下のとおりで...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:82
  • 最高三小平18.1.24判決

    《解  説》
     1 事案の概要
     (1) ①事件は,平成12年法律第112号による改正前の出資の受入れ,預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律(昭和58年法律第33号)附則(以下,単に「附則」という。)9項所定の業務の方法による貸金業のみを行う日賦貸金業者であるYが,同項1号...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:85
  • 最高三小平18.1.24判決

    《解  説》
     1 本件は,金融機関であるX信用金庫が,A社に対する貸金債権の担保として,A社から本件特許権を目的とする本件質権の設定を受け,その登録申請をしてこれが受け付けられたにもかかわらず,特許庁の担当職員の過失により,これに後れて登録申請及び受付けのされた当該特許権の第三者(B社)への...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:153
  • 最高三小平18.1.24判決

    《解  説》
     1 X社(オウブンシャホールディング株式会社。当時の商号は株式会社旺文社)がオランダにおいて設立した100パーセント出資の子会社であるA社(アトランティック社。OBUNSHAATLANTICB.V.)は,その発行済株式の15倍の新株をX社の関連会社(X社の発行済株式の49.6パ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:108
  • 気管切開手術を受けて喉に障害の残る児童に関し、同児童が普通保育園に入園することを仮に承諾することを義務付けることを認めた事例

    内田義厚   

    東京地裁平18.1.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:281
  • 《解  説》
     1 本件事案の概要は次のとおりである。X1ないしX9ら9名は,Yの従業員であった。Yの関連会社であるK社の取締役であったAは,平成15年6月,K社を退職し,同年7月1日,競業会社であるN社を設立した。K社の全従業員の約3分の1にあたる約500名は,平成15年7月11日,一斉にK...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:125
  • 《解  説》
     1 本件は,フリーのジャーナリストである原告が,札幌地方裁判所の職員に判決言渡期日における傍聴席の確保と判決要旨の交付を申し入れたところ,北海道司法記者クラブ加盟の報道機関の記者にはこれらが確保・交付されたにもかかわらず原告の申入れが認められず,また,東京地方裁判所の公判期日に...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:234
  • 《解  説》
     1 相手方(大阪市)は,都市公園法2条の2及び同法2条の3に基づき靱公園を都市公園として設置し,これを管理する者であるが,大阪市長は,同公園内にブルーシート製テント等を設置等して,これらを起居の場所とし,日常生活を営んでいる申立人らに対し,それぞれ都市公園法27条1項に基づき,...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:229
  • 《解  説》
     1 訴外Aは,平成14年6月1日,被告との間で,死亡保険金受取人を原告とする生命保険契約(本件契約)を締結した。その際,Aは,過去にうつ病による通院歴があったにもかかわらず,それを被告に告知しなかった。
     本件契約の約款には,「第2回以後の保険料の払込期月の翌月初日からその末日...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:247
  • 《解  説》
     本件は,心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(いわゆる医療観察法)42条1項1号の入院決定についての抗告審の決定である。
     事案は,家族と同居中の居宅に火を放って現住建造物等放火をした対象者が,その当時心神喪失の状態にあったとして不起訴処分とな...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:345
  • 《解  説》
     1 Aは株式会社Y1の代表者であったところ,Y2との間でY1の営業に関して「営業譲渡に関する覚書」と題する書面を取り交わし,一定の金員をAに交付した。その後,Y2は,自らY1の代表者に就任して経営に携わるようになった。他方,債権管理回収等を目的とする株式会社Xは,B銀行からY1...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:251
  • 名古屋地平18.1.27判決

    《解  説》
     原告は,高等裁判所で死刑の判決を受けて上告し,未決拘禁者として拘置所に在監中であったところ,原告あてに差し入れられた「死中に活路あり」と題する資料集の交付願を提出したが,拘置所長は,同資料集中,死刑執行方法を記述した絞罪器械図式(明治6年太政官布告第65号)の引用部分を閲読する...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:146
  • 《解  説》
     1 本件は,平成10年ないし11年ころから大阪市北区扇町1丁目,2丁目所在の扇町公園で居住を開始し,平成12年3月ころから扇町公園内にテント(以下「本件テント」という。)を設置して居住してきたXが,Yに対し,平成16年3月30日付けで本件テントの所在地である「大阪市北区扇町1―...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:160
  • 最高二小平18.1.27判決

    《解  説》
     1 本件は,80歳を越えた女性が,脳こうそくの発作でYの開設する病院に入院し,その後,急性期から安定期に移ったことから,一般病室へ移ったところ,同病室には,MRSAの保菌者が在室しており,同女もMRSAに感染するなどした後,全身状態が悪化して死亡したことから,その相続人であるX...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:146
  • 《解  説》
     1 本件は,被告にアマチュアボクシングの選手として登録していた原告が,被告に対し,違法な選手登録の取消しにより,平成15年5月28日から1年間,全国高等学校総合体育大会,国民体育大会及び全国高校選抜大会のボクシング競技に出場することができなくなったと主張して,不法行為責任に基づ...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:267
  • 名古屋高平18.1.30判決

    《解  説》
     Xは平成元年10月2日に出生した男児であるが,同年11月1日,Y市立病院において1か月検診をうけたところ,痙攣重積と哺乳力低下による体重増加不良を指摘され,入院した。入院時の所見として顔と四肢の痙攣,後弓反張姿勢で泣き,両手鷲手様,両足にクローヌス反応があったが,発熱や嘔吐はな...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:258