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雑誌
   
69077件中 59561-59580件目を表示中
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、福岡県下の筑豊地区の炭鉱で働き、じん肺に罹患した元従業員本人あるいはその相続人が、炭鉱経営企業・国を被告として、元従業員一人につき三三〇〇万円(慰謝料三〇〇〇万円及び弁護士費用三〇〇万円)の支払を求めた筑豊じん肺訴訟の控訴審判決である。この訴訟で被告に...

    引用形式で表示 総ページ数:85 開始ページ位置:72
  • 最高一小平13.7.19判決

    《解  説》
     一 本件は、大阪府から府営住宅の建設工事の一環として場所打ちによるくい打ち工事を請け負ったゼネコンA社の現場責任者及び技術者である被告人両名が、大阪府から工事完成代金の支払を受けるため、他の者と共謀の上、コンクリートのくい打ち工事に伴って排出される産業廃棄物である汚泥の量を水増...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:262
  • 《解  説》
     一 原告は、身体障害のため、車いすを利用しているが、JR東日本が運行する小海線(小淵沢―小諸)、五能線(川部―東能代)に車いすに対応したトイレが設置されていないため、両線を利用した旅行を断念せざるを得なかった。そこで、JR東日本に対して両線への車いす対応トイレの設置と損害賠償を...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:142
  • 《解  説》
     本件は、覚せい剤の営利目的での輸入二件(覚せい剤取締法違反と関税法違反)の事案であり、被告人は、①二九キログラム余(判示第二)と②六キログラム余(判示第二)の覚せい剤輸入の共同正犯として有罪と認定されている(被告人・弁護人は、被告人には輸入した物が覚せい剤であるとの認識がなく無...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:287
  • 《解  説》
     一 本件は、Yの設置管理する中学校(以下「被告中学校」という。)の夜間教室の生徒であったXらが、Yに対し、「Xらは、同中学校の教師らの行為によって名誉を毀損され、また、人格権を侵害された。」旨主張して、①国家賠償法一条一項による損害賠償請求権に基づく慰謝料の支払、②名誉回復のた...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:141
  • 1 公道を運行する市営バスの車体に描かれた絵は、著作権法46条所定の、美術の著作物でその原作品が「屋外の場所に恒常的に設置されているもの」に該当するとされた事例 2 絵が描かれたバスの写真を、幼児向けに写真を用いて町を走る各種自動車を解説する目的で作られた書籍の表紙などに掲載した行為が、著作権法46条4号所定の、「専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製・・・・・・する場合」に該当しないとされた事例

    田中孝一   

    東京地裁平13.7.25

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:156
  • 《解  説》
     一 原告は、被告の経営している病院で子宮癌検診を受けたものであるところ、同検診後二週間ほど経過したころに発熱し、その後、他の病院で診察を受けたところ、膣内からガーゼ様の異物が発見され、骨盤内感染症、卵管溜膿腫、骨盤腹膜炎と診断された。本件は、原告が、被告に対し、同ガーゼ様の異物...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:189
  • 《解  説》
     一 本件は、市営の路線バスの車体に描かれた絵画(原告作品)について著作権及び著作者人格権を有するXが、Yに対し、原告作品の描かれたバスの写真を掲載して書籍(被告書籍)を出版等したYの行為は、著作権(複製権)及び著作者人格権(氏名表示権)侵害に当たるとして、損害賠償を求めた事案で...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:297
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、美容整形外科手術(頬骨、下顎骨切除手術)における医療過誤事件である。
     被告の経営する美容整形医院において、頬骨及び下顎骨を削る美容整形手術を受けた原告が、①頬骨を削る手術について頬の状態を事前に説明する義務に違反した、②下顎骨手術について、原告の美的...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:219
  • 1 従業員の横領による損失が発生した場合、同時に従業員に対する同額の損害賠償請求権を取得するとして、横領が発生した年度において横領された額に相当する損金の算入が否定された事例 2 従業員が仮装・隠ぺい行為を行った場合に、法人税について重加算税の賦課が適法とされた事例

    加藤就一   

    大阪高裁平13.7.26

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:238
  • 《解  説》
     本件は、国立大学医学部付属病院に入院し、顔面痙攣の根治手術である脳神経減圧手術を受けたところ、間もなく脳内血腫等が発生し、これによって死亡したAの遺族であるXらが、手術担当医であるY1、Y2、及び国Y3に対し、術技上の過失及び説明義務違反等を理由に不法行為に基づく損害賠償を請求...

    引用形式で表示 総ページ数:20 開始ページ位置:206
  • 《解  説》
     一 本件は、三菱石油株式会社(以下「三菱石油」という。)の株主である原告が、三菱石油が、昭和六二年一二月ころから平成七年九月ころまでの間に、Aに対し、①業者間転売取引(以下「業転取引」という。)による石油製品の取引価格の上乗せあるいは②サイト差取引により総額六三億円以上の資金を...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:113
  • 《解  説》
     本件は、名古屋市内でパチンコ店及びゲームセンターを経営している青色申告法人である控訴人が、被控訴人のした法人税等に関する更正処分、重加算税賦課決定の一部取消を求めた事案であり、主要な争点は、①控訴人の従業員による横領損失の計上時期と、②従業員が代表者の知らない間に仮装・隠ぺい行...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:136
  • 名古屋地平13.7.27判決

    《解  説》
     本件は、スキー場のゲレンデ上の二本のコースの傾斜差により生じた雪壁(本件段差)を、X(スキー歴九年、スノーボード歴四年)がスノーボードスクールを主催する訴外会社に雇用されていたコーチの指示に従いジャンプし、その場でコーチの指導を受けていたところ、本件段差の上から突然スノーボード...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:174
  • 《解  説》
     1 本件は、マンションに設置されたプロパンガス供給設備の所有権の帰属とこれを利用したプロパンガス供給契約の債権侵害の有無及びその損害の有無が争われた事案である。原告は、賃貸マンションである本件マンションにプロパンガス供給設備を設置して、各戸にプロパンガスを供給していた業者である...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:210
  • 《解  説》
     一 本件は、Y2銀行から保険料相当額を借り入れてY1生命保険会社の変額保険(相続人を被保険者とするタイプ)に加入した旧X(本件訴訟係属中に死亡し、妻X1と子X2ないしX6が訴訟を承継した。)が、Y1に対し、変額保険契約の公序良俗違反・錯誤無効・詐欺取消しを理由に不当利得の返還を...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:131
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は次のとおりである。Xは、昭和五八年六月から翌年三月までの間、厚生省が設置した「後天性免疫不全症候群の実態把握に関する研究班」(以下後天性免疫不全症候群を「エイズ」といい、研究班のことを「エイズ研究班」という)の主任研究者(以下「班長」という)の地位にあった医...

    引用形式で表示 総ページ数:29 開始ページ位置:182
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は次のとおりである。Y(医師)は、現在、本件建物で、A眼科の院長として眼科の診療行為をしている。X(医師)は、Yが本件建物を占有して診療行為をしているのは、XY間に、XがB病院院長の職務を終えるまでの間、本件建物において、医療開設者兼管理者として医療施設を適切...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:173
  • 《解  説》
     一 本件は、亡Aの子として認知されているXが、真実は亡Bの子であると主張して、検察官を被告とし、亡Aによる認知の無効及び亡Bの子であることの認知を求めた事案である。
     被告である検察官及び亡Bの相続人である被告補助参加人は、①認知無効の訴えは形成訴訟であるから、Xは、まず、亡A...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:222
  • 不動産競売手続により不動産を取得した者に対して不動産のもと所有者が当該不動産の固定資産税及び都市計画税相当額について不当利得返還請求をすることの可否(消極)

    横田典子   

    東京高裁平13.7.31

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:64