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69186件中 56581-56600件目を表示中
  • 《解  説》
     XはA病院の院長であったところ、理事会において解任されたが、院長として勤務を続け、A病院から院長職務権限停止の仮処分の申立てを受けたため、また、XからAに対し、Xの病院長の地位保全仮処分及びXのAに対する債権保全のための債権仮差押えを申し立てるため、弁護士Yを代理人に選任した。...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:178
  • 遺留分減殺請求権の代位行使の可否

    大西忠重   

    東京高裁平10.2.5

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:70
  • 《解  説》
     Xは、A(債務者)から、AのB(第三債務者)に対する現在及び将来の売掛金債権を平成九年一月二三日に譲り受けたので、平成九年四月三〇日及び同年五月三一日に弁済期が到来したBのAに対する買掛金につきBが弁済供託した供託金につき、還付請求権を有することの確認を、国税滞納処分により平成...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:214
  • 千葉地一宮支平10.2.6判決

    《解  説》
     一 Xは、平成二年ころ、ポルシェを購入し、自己が経営する会社の地下駐車場に保管していたところ、平成五年一〇月の集中豪雨の際、右駐車場に大量に雨水が流入したため、右自動車に浸水してエンジンや電気系統に修理不能の毀損が生じ、全損になったと主張し、自家用自動車保険契約を締結していたY...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:247
  • 患者の輸血拒否(宗教的理由による)の意思に反した医師の輸血治療及び同治療説明の不履行が違法とされた事例

    中村哲   

    東京高裁平10.2.9

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:102
  • 遺産分割協議後になされた相続放棄が事情によっては有効と見る余地があるとされた事例

    松村徹   

    大阪高裁平10.2.9

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:154
  • 《解  説》
     一 本件は、Yから商品先物取引の勧誘を受けて約三ヶ月間金及び白金の取引を行った金融機関の管理職である四〇歳の男性Xが、Yが違法な勧誘・取引行為をしたと主張して、民法七〇九条又は七一五条に基づき、Yに対し、右取引による差損金及び弁護士費用の損害賠償を求めた事案である。Xは、Yの具...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:233
  • 《解  説》
     一 被相続人A(平成九年四月三〇日死亡)の長女であるXら(抗告人ら)は、同年八月一日に共同相続人Bらに遺産の全部を取得させる旨の遺産分割協議をした。ところが、同年九月二九日に相続債権者から請求を受けBから事情聴取した結果、総額で約五〇〇〇万円以上の多額の相続債務の存在が明らかに...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:257
  • 《解  説》
     一 本件は、「成熟ヒト白血球インタフエロンのアミノ酸配列含有ポリペプチド」に関する特許権を有する原告(脱退)の承継参加人が、新有効成分含有医薬品として薬事法に基づく製造承認を取得するためにコンセンサスインターフェロンを用いた臨床試験を行っている被告に対し、右臨床試験を行うことに...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:263
  • 《解  説》
     一 本件控訴審の判決は、右事案につき、第一審の判決が医師の損害賠償義務を認めなかったのに対し、これを認めたものである。なお、第一審判決につき、西野喜一教授による評釈が本誌九五五号九七頁以下にある。
     二 本件事案の概要は、次のとおりである(主として、第一審の判決による。)。
     ...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:83
  • 金融機関が、国民年金及び労災保険金の振込みにより発生した預金債権を受働債権とし、その預金者に対する債権を自働債権として行った相殺が適法であるとされた事例

    長井秀典   

    最高裁第三小法廷平10.2.10

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:77
  • 《解  説》
     Xは、昭和四九年五月以降、二二年間にわたりYの取締役を務め、平成八年五月末に退任した。Yにおいては、役員の退職慰労金を定めた規定があり、これによれば、退職慰労金は、退職時の月額報酬に在任年数と出勤率を乗じた額と定められていた。平成八年五月に開催されたYの株主総会において、Xを含...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:242
  • 《解  説》
     一 本件は、相隣関係にある建物及びその敷地の所有者であるXとY1ないしY5とが共有する各自の所有地に囲まれた通路部分の土地(本判決にいう本件土地)につき、Xが当該土地の一部(本判決にいう本件係争土地)を自己の所有する自動車の駐車場所として使用する権利があると主張して、Xの権利を...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:154
  • 《解  説》
     一 本件では、Xは貸金業者であるY会社に対する貸金の返還を求めたところ、Yらは、Y会社が以前にXから利息制限法の制限利率を超える利息を天引きされた上で借入れをし、名目上の元本額全額を支払っていたので、右過払にかかる超過利息分の返還請求権を自働債権として相殺する旨の抗弁を主張した...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:180
  • 福岡家小倉支平10.2.12審判

    《解  説》
     X男(昭和四五年生)とA女(同四三年生)は平成四年八月婚姻届を提出し、同年五年二月両名間にY(本件未成年者)が生まれた。XとAは同年八月離婚し、その際、Yの親権者をAと定めた。Yは、Aの実家でAにより養育されたが、Aが平成六年九月急死した後、Aの母BがYを養育している。Xは家裁...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     一 本件は、市民病院を管理するY(市長)が特定の業者に市民病院の床頭台(病室のベッド脇に置かれている小型の机様のもの。)、電源等の部分の使用を許可(地方自治法二三八条の四第四項の目的外使用許可である。)する処分(以下「本件処分」という。業者は、使用許可を受けた床頭台にプリペイド...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:141
  • 設定登記のされていない通行地役権について承役地の譲受人が登記の欠缺を主張する正当な利益を有する第三者に当たらないと解すべき場合

    園部秀穗   

    最高裁第二小法廷平10.2.13

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:50
  • 限定承認をした相続人が死因贈与による不動産の取得を相続債権者に対抗することの可否

    田中敦   

    最高裁第二小法廷平10.2.13

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:158
  • 《解  説》
     Y町は、昭和四七年三月、医師を誘致する目的で「国民健康保健診療施設の勤務医師に対する特別報償に関する条例」(本件条例。その内容の詳細は判決別紙参照)を制定し、通算して一五年以上勤務した医師に六〇〇平方メートル以内の住宅用地を与えることとした。X医師は右の条例を信頼してY町立国民...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:180
  • 《解  説》
     一 X1は、昭和五〇年九月、手足の脱力感及びしびれ感があったため、徳島大学医学部付属病院に入院して精密検査を受けたところ、不治の筋萎縮性側索硬化症(以下「ALS」という。)と診断され、同年一一月、同病院を退院した。
     そして、X1は、その後は民間の指圧やマッサージに通うなどして...

    引用形式で表示 総ページ数:19 開始ページ位置:214