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69119件中 56181-56200件目を表示中
  • 《解  説》
     A(X1の夫、X2・X3の子)は胃癌のため平成五年八月六日国Y1が開設する病院において医師Y2らの関与の下に胃全摘術を受けたが、術後MRSA腸炎に罹り、同月一一日急性呼吸不全を直接死因として死亡した。XらはAの死亡が医療過誤によるものと主張し、Yらに対し債務不履行及び不法行為に...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:225
  • 《解  説》
     X(当時五三歳)は、不動産業者Aの仲介により、平成七年一月二八日、Yとの間で土地建物(本件不動産)を代金一億二〇〇〇万円、代金支払日同年四月一〇日、代金の一部に充てるための銀行融資がXの責めに帰すべからざる事由により否認された場合、Xは同年二月一七日までであれば、本件売買契約を...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:206
  • 《解  説》
     一 事案の概要 Xは、浜松市に居住していた日本人女子であるが、日本に住所を有する日本人男子であるYと肉体関係を持つようになり、A男と婚姻後もY男と関係を持っていたが、その後渡米し、オハイオ州においてBを出産した。Xは、オハイオ州の郡裁判所に、Yを被告として、Bの父親であることの...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:251
  • 最高一小平9.9.18判決

    《解  説》
     一 事案の概要
     本件は、少年(当時一八歳)が少年院送致決定に対し申し立てた抗告について、抗告審が、少年らが非行を行ったと認定するには合理的な疑問が残り、原決定には重大な事実誤認があるとして、これを取り消した上、事件を家裁に差し戻したところ、差戻しを受けた家裁は、差戻し後に実施...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:295
  • 《解  説》
     Xは平成三年四月、就学の在留資格で在留期間六か月として上陸を許可され、以後就学の継続のため同資格により三回の在留期間更新許可を受けて本邦に滞在した。Xは同四年一〇月、日本人女性Aと婚姻し、同年一一月、Yに対し、Aとの婚姻を理由に日本人の配偶者等(出入国管理及び難民認定法別表第二...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:116
  • 《解  説》
     一 本件は、XがYに対し、平成五年分の所得税の純損失の繰戻しによる還付請求(以下「本件還付請求」という。)をしたところ、Yが、Xの同年分の所得税については所得税法(以下「法」という。)一五一条二項の規定により青色申告の承認の効力が失われており、Xは青色申告書を提出する居住者に該...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:215
  • 《解  説》
     一 本件は、宗教法人の住職兼代表役員の地位にあった原告が、包括法人により罷免されたのに対し、当該罷免処分は被包括関係廃止決議を行ったことを理由とするものであるから、被包括関係の廃止にかかる不利益取扱を禁じた宗教法人法七八条に反し無効であるとして、原告が被告の代表役員たる地位にあ...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:290
  • 《解  説》
     T市は、昭和五八年以降、国民健康保険の保険料滞納者に対する滞納処分の執行を停止した分について当該滞納者の納付義務が消滅していないのに当該年度の調定額を減額させていたが、国(厚生省)は同市が国民健康保険法七二条に基づく調整金を過大に受け取ったとして調整金交付決定を一部取り消し、平...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:133
  • 福岡高宮崎支平9.9.19判決

    《解  説》
     一 本件は、宮崎地判平8・3・18本誌九二七号二〇二頁の控訴審判決である。
     患者Aは、平成三年当時四二才で、腎臓病で人工透析を必要とする状態となったため、同年七月一二日及び一七日の二度にわたって、被告Y1が運営する病院を受診して、人工透析療法を求めたが、担当のY2医師は、二度...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:174
  • 《解  説》
     本件は、平成三年二月に胸筋温存乳房切除術(非定型的乳房切除術のひとつ)により乳癌の手術をうけたXが、乳房温存療法による手術を受けられなかったとして、手術を行ったY(個人医院であるが乳癌の専門医)に対して債務不履行ないし不法行為に基づく損害賠償を請求した事件であり、主な争点は、右...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:251
  • 《解  説》
     Aは、弟B及び同人が経営するC社の連帯保証人であったが、C社が平成八年二月五日及び六日に手形不渡りを出して銀行取引を停止されたのに伴い、密かに住所を移転したうえ、その後自己破産を申し立てて、同年五月三〇日に破産宣告を受け、Xが破産管財人に選任された。これより先、Aの所有する本件...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:270
  • 《解  説》
     本件は、他人名義のクレジットカードを使用して商品を購入し換金することを依頼された被告人が、他人名義のクレジットカードを使用して商品を購入したという事案において、被告人がカード名義人の承諾があると認識していたとしてもカード名義人がカード会社からの請求に応じないことをも認識していた...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:293
  • 《解  説》
     本件は、事務用機器の製造、販売等を目的とするYの労働者Xに対する懲戒解雇を無効であるとして申し立てられた地位保全等の仮処分命令申立事件である。
     本件において、YはXに対する懲戒解雇の事由として、①Xが昭和六二年六月、後にYに事業が引き継がれたYの関連会社に就職する際に提出され...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:153
  • 《解  説》
     Xは、平成三年六月、二二名の者の共同墓地経営に関する同意書を添付した上、N県知事から墓地、埋葬等に関する法律一〇条に基づく墓地経営許可の権限の委任を受けているY市長に対し、墓地経営の許可申請をしたところ、受理されず、調停を経た後、同年一一月に同申請は受理された。しかしYは、同四...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:91
  • 《解  説》
     Aは、昭和四五年一月以降、Yから本件土地を期間二〇年、建物所有の目的で賃借していたが、同五五年四月死亡した。Aは、本件土地上の本件建物を三男(事実上長男)Bに遺贈する旨遺言していたので、これによりBが本件建物の所有権とともに本件土地賃借権を承継した。長女Y、五男C及び次女Dは右...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:234
  • 《解  説》
     一 原告は、重大刑事事件の被疑者の私選弁護人であった者であるが、原告の弁護活動中の言動等に関する記事が、週刊誌に掲載された。原告は、その掲載内容が原告の名誉を毀損するものであるとして、右週刊誌を発行した出版社、発行人及び編集人並びに右記事において原告に関する取材に答えた弁護士に...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:224
  • 《解  説》
     Xはかねてから日本人男性と中国人女性との結婚の斡旋仲介を業としていたところ、平成六年夏にYから中国人女性を結婚相手として斡旋するよう申し込まれ、Yとの間で仲介契約を締結し、Yから総費用として二七〇万円の支払を受けたうえ、結婚の暁には成婚料として三〇万円の支払を受けることが約され...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:142
  • 《解  説》
     一 Xはコンピューターシステムの販売を目的とする会社であり、Yは図書教材の販売等を目的とする会社である。
     従前仕事で使用していたパソコンの処理能力に不満を抱いていたYはXに対し、コンピューター及び教材販売システムのソフトを注文した(そもそも右契約が売買契約かリース契約かについ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:168
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     本件は被告の営業員であった訴外甲野一郎(以下「甲野」という。)が原告らに対し、同人の勧める債券を購入すると、三週間ないし一ヶ月で購入資金の一割の利益を上げることができるとの虚偽の事実を申し向けて、これを信じた原告らから証券購入代金名下に合計六六七万円を騙取し、...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:189
  • 《解  説》
     一 訴外Aは、昭和四四年七月からB海運会社に船員として勤務し、平成元年六月には一般貨物船(約四四九トン)の機関長として勤務していたが、同月一一日、航海中の船内のトイレで倒れ、くも膜下出血の発症(以下「本件発症」という。)により死亡した。
     そこで、Aの妻であるXは、平成元年七月...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:161