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雑誌
   
69119件中 55521-55540件目を表示中
  • 《解  説》
     一 事案の概要は以下の通りである。
     甲(当時四五歳)は、アルコール性肝障害や糖尿病で被告Y1(日本赤十字社)が運営する日赤医療センターに通院中であったが、深酒状態が続いていた平成五年二月六日、胸痛、腹痛症状を呈し、救急車で同センターに搬送された。しかし、甲の応対ぶりに不穏、不...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:243
  • 《解  説》
     Xは、昭和一四年生まれで農協に勤務し、給油所において事務及びガソリン給油の仕事をしていた者であり、軽い高脂血症の既往歴があった。Xは、平成二年二月二八日、給油所において給油作業中、給油口から吹き返したガソリンを顔面及び頭部に浴び、作業の交代を求め、洗顔中に倒れ、病院に収容された...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:186
  • 《解  説》
     一 本件は、昭和四〇年代半ばに頻発した爆弾事件のうち、未遂に終わったものの、警察要人を狙った初めてのテロ事件として社会的に注目された警視総監公舎爆破未遂事件(総監公舎事件)について、無罪判決を受けた被告人らが、警察官の捜査や検察官の捜査指揮等が違法であると主張して、国、東京都等...

    引用形式で表示 総ページ数:125 開始ページ位置:91
  • 《解  説》
     本件は、被告人の友人であって、警察に被告人の覚せい剤所持、密売について情報提供し、被告人に対する捜査予定などを警察から事前に知らされていた甲が、被告人に覚せい剤購入を申し込み、これに応じて被告人が覚せい剤を準備していたところ、捜索差押が実施されて本件が発覚したという事案であり、...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:285
  • 《解  説》
     Xは、昭和五三年四月、Y市教育委員会により同市立A養護学校教諭に補せられた者であるが、その後一四年経過した平成四年四月一日付けでYより市立B養護学校教諭に補する旨の転任処分を受けた。Xは、右処分はXの思想、信条の自由を害し、教育権を侵し、裁量権を濫用するものであり、手続的にもX...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:115
  • 《解  説》
     Xは、Yとの間の契約に基づき、ビルの一室を飲食業用店舗として使用してきたが、右契約の性質につき争いが生じたので、両者間に賃貸借契約が存在することの確認を求めて本件訴訟を提起した。
     第一審判決は、XY間の契約書に店舗経営委託契約と記載されていること等を理由に、両者間の契約は経営...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:199
  • 最高裁第二小法廷平成9年1月20日判決

    1 債務者複数の根抵当権についての配当金が被担保債権のすべてを消滅させるに足りない場合における被担保債権への充当方法

    2 債務者複数の根抵当権についての配当金を各債務者に対する債権を担保するための部分に案分する場合において同一の目的を有する複数の被担保債権があるときの案分の基礎となる被担保債権額の算出方法

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:173
  • 債務者が複数である配当金が被担保債権のすべてを消滅させるに足りない場合における被担保債権への充当方法

    廣谷章雄   

    最高裁第二小法廷平9.1.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:208
  • 22 取締役・取締役会(責任(1)) 銀行の融資決定と取締役の善管注意義務

    石山卓磨   

    名古屋地裁平9.1.20

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:86
  • 35 取締役・取締役会(代表訴訟(2)) 株主代表訴訟における会社の補助参加の許否

    豊泉貫太郎   

    最高裁第二小法廷平9.1.20

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:139
  • 名古屋地平9.1.20判決

    《解  説》
     一 事件の概要
     A銀行は、当時海外投資業務等を行っていたB会社に対し、平成元年から平成二年夏ころにかけて三回にわたり合計約二七億円相当の貸付けをしたが、B会社は、平成三年七月倒産し、A銀行は、これに伴い平成四年三月期決算において六億三八〇〇万円を債権償却特別勘定に組み入れた。...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:108
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は、次のとおりである。
     Xは、大川隆法を中心とする任意団体として昭和六一年に発足し平成三年三月七日宗教法人法に基づき設立登記がなされた宗教法人であり、主宰者大川隆法が東京大学出身で大手商社である株式会社トーメンのサラリーマンであったこと・マスコミや広告代理店...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:242
  • 最高二小平9.1.20判決

    《解  説》
     一 本件は、債務者複数の根抵当権(いわゆる共用根抵当権)についての配当金が被担保債権全額を消滅させるに足りない場合における配当金の充当についての計算方法に関する。第一審判決は金法一三八二号四五頁に登載されている。
     事案は、信用金庫である原告が、借主を訴外会社、連帯保証人を被告...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:153
  • 《解  説》
     一 AとYは、夫婦であったが、折り合いが悪化して協議離婚することになり、双方が弁護士を選任して交渉した結果、財産分与に関する合意が成立し、離婚届出をすることになった。ところが、右合意成立の翌日にAが死亡したため、離婚届出はなされなかった。Aの子らであるXらはYに対し、財産分与契...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:217
  • 《解  説》
     一 Xは、平成二年八月、訴外Aに対し、訴外B所有の本件土地に本件根抵当権を設定して五〇〇〇万円を貸付するに当たり、司法書士であるYに対し、本件根抵当権設定登記手続の代行を委任したところ、Yの代行によって、本件根抵当権設定登記と先順位の根抵当権設定登記の抹消手続が完了したので、A...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:164
  • 説明義務・情報提供義務をめぐる判例と理論 保険契約 判例分析 告知義務 保険契約者に告知義務違反があったとしてなされた解除が、保険会社の過失を理由に否定された事例

    桜井健夫   

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:105
  • 会社と第一組合との間で成立している、所属組合員の配転に関し事前の通告を行うこと等を内容とする労使慣行が、第二組合との間では成立が否定された事例

    古谷健二郎   

    東京地裁平9.1.22

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:280
  • 《解  説》
     一 本件は、原告の妻A子を保険契約者兼被保険者、原告を死亡保険金受取人として、被告との間で締結された介護保障保険契約に基づき、原告が、被告に対し、A子が死亡したことによる死亡保険金六一六万円の請求をしたところ、被告は、原告に告知義務違反があったとして、本件保険契約を解除し、右保...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:252
  • 《解  説》
     一 本件は、通信社Yの記者であり、A労働組合に所属するXらが、Yの発した配転命令が労使慣行違反、不当労働行為であって無効であると争った事案である。争点に関するXらの主張の要旨は、①YとB労働組合との間には所属組合員の配転に関し、事前に組合の同意を要する旨の協定及び労使慣行(本件...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:232
  • 《解  説》
     一 本件は、いわゆるゼネコン汚職事件としてマスコミに大きく取り上げられた一連の贈収賄事件のうち、元仙台市長に対する収賄被告事件の第一審判決である。
     二 本件公訴事実は、仙台市長で、同市が発注等する各種工事に関し、請負業者選定のための指名競争入札の入札参加者の指名、請負契約の締...

    引用形式で表示 総ページ数:16 開始ページ位置:89