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雑誌
   
69207件中 55041-55060件目を表示中
  • 《解  説》
     本件事件は、被保険者兼保険金受取人Aが白血病治療のための放射線療法と化学療法を受けていたところ、神経症状が一気に悪化して担当医師も予期しない高度障害状態に陥ったが、これは災害死亡(高度障害)保険金給付の対象である「不慮の事故」に当たるとして、その後死亡したAの相続人Xが、保険会...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:242
  • 《解  説》
     一 Xは大学を卒業して証券会社に勤務した後、宅地建物取引主任の資格を取って不動産コンサルタント会社に勤務する女性であり、Yは大学卒業後、商社に勤務する男性である。XとYは、結婚情報サービス会社の会員となり、交際相手の情報を得ていたが、YはXに対し、右情報に基づいて交際の申込みを...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:171
  • 更地に1番抵当権の設定を受けた者が、その後同地上に土地所有者が新築した建物に同順位の共同抵当権の設定を受けた場合に、法定地上権の成立が否定された事例

    西島幸夫   

    東京地裁平8.6.11

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:52
  • 《解  説》
     本件土地の所有者Aは、平成二年五月Xのため一番抵当権を設定したが、同三年一二月本件土地の一部に本件建物を建築し、同四年六月Xのため順位一番の共同抵当権を設定した。Aは本件土地抵当権を設定した後であって本件建物抵当権設定前の日を法定納期限とする国税等を滞納し、差押えを受けた。執行...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:168
  • 《解  説》
     Xら八名は、Y市から鶴ケ谷団地の宅地分譲を受けた者であるが、昭和五三年六月一二日に発生した宮城県沖地震(マグニチュード七・四)により宅地と地上建物に被害を被った。Xらは、同団地の造成工事には瑕疵があったと主張し、Yに対し土地の価格の減少分及び建物修補費用(実額の七割)の損害賠償...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:248
  • 静岡地富士支平8.6.11判決

    《解  説》
     一 本件は、個人指導による高度な学習内容を掲げて生徒を募集した学習塾における指導内容が、当初の説明内容と全く異なる低レベルのものであったとして、中学二年生ないし三年生の児童及びその父親が、学習塾の経営者を被告として、授業料全額の返還及び慰謝料の支払いを請求した事案である。
     二...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:221
  • 《解  説》
     一 本件は、東京都中央区日本橋の六階建ビル一棟についていわゆるサブリース契約を締結していた賃貸人X(反訴被告)と賃借人Y(反訴原告)との間で、平成六年一〇月一〇日以降の賃料について五パーセント増額を前提として差額賃料の支払を求めるXの請求と、右時点及び平成七年三月一日以降の各賃...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:266
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     被告Y1は、原告の元従業員であり、被告Y2は、原告との間で、被告Y1が原告に就職するに際し、同被告が原告に損害を与えたときには本人と連帯して損害賠償の責任を負担する旨の期限の定めのない身元保証契約を締結した。本件は、原告が、被告Y1に対し、同被告が業務として顧...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:248
  • 公正取引委員会平8.6.13審決

    《解  説》
     被審人は、石油製品販売業者を組合員とする事業者団体である。被審人は、石油製品の小売価格の低落防止のため、旗振り行動、記念セール、安値の看板掲示等をしないなどの内容の「自粛ルール五原則」を定め、その後さらに、その一部である記念セールの禁止条項を緩和して、記念セールをするときには、...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:259
  • 督促手続において、債務者による異議申立てがない段階においては、第三者による当事者参加((1)事件)、異議の申立て((2)事件)は不適法であるとされた事例

    坂本慶一   

    仙台高裁平8.6.14

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:188
  • 《解  説》
     一 Aの申立てにより、Bに対して支払命令が発布されたところ、第三者であるXが、このAとBを相手に独立当事者参加をする目的で、この支払命令に対する意義申立てをし、併せて独立当事者参加の申立てをした。第一審ではXの各申立てはいずれも却下され、さらに各抗告も棄却された。この各棄却決定...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:238
  • 東京地裁平成8年6月17日判決

    引受となる賃借人に対する保証金返還債務が買受人に承継されないとされた事例

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:141
  • 《解  説》
     Aは昭和四八年一〇月、Y2から建物(床面積六七五平方メートル余)を賃借し、スーパーマーケットを営業した。その後、Aは株式会社Xに、Y2は有限会社Y1にいずれも法人成りし、XY1間で建物賃貸借契約が締結された。平成元年ころ、本件建物の敷地及び建物の一部が市道の改良拡幅工事の対象用...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:150
  • 《解  説》
     一 原告らは、東京都内又は広島市内で不動産業等を営む者であるが、大蔵省銀行局長が金融機関に対して行ったいわゆる不動産関連融資の総量規制及び被告日本銀行が平成元年五月以降数次にわたって実施した公定歩合の引上げにより、地価が下落したため損害を被ったとして、被告国に対し、主位的に国家...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:117
  • 敷金返還請求権を目的とする質権設定についての第三債務者の異議をとどめない承諾に要素の錯誤があるとされた事例

    大工強   

    最高裁第三小法廷平8.6.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:22
  • 夫と不倫関係にあった女性に対し、妻が慰謝料の支払いを求めた事案において、その請求権を行使することが、信義則に反し、権利の濫用として許されないとされた事例

    水野有子   

    最高裁第三小法廷平8.6.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:174
  • 最高三小平8.6.18判決

    《解  説》
     一 本件は、貸金債権を担保するために、債務者Aの第三債務者Yに対する敷金返還請求権に質権の設定を受けたXが、Aが賃借建物を明け渡した後に、民法三六七条の質権に基づく取立権により、Yに対して敷金の返還を求める事案である。
     二 本件事案の概要は、次のとおりである。
    K Yは、Aに...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:130
  • 《解  説》
     一 本件は、平成四年度上半期の京都市議会議員の出張の費用に関する公文書の公開を拒否した処分の取消訴訟である。第一審の京都地裁はこの公文書を全て公開すべきものとして市長の拒否処分を取消した。
     二 本件での特徴は、市長の問い合せに対し、市議会議長は、「現在議会で情報公開について検...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:119
  • 《解  説》
     Xはパチンコ店を経営する有限会社Kに景品用のライターの発火石を納入していたが、K社が倒産したため代金一億六八二七万円余の回収が不能となった。XはK社の倒産の原因は、K社の売上金がその親会社である株式会社Sの負債の返済のため流用されたことにあり、K社の取締役であるYがこれに関与し...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:227
  • 《解  説》
     一 Xは、昭和六一年一二月、ゴルフ会員権の売買などを業とするYから、株式会社野澤観光が将来開設するゴルフ場(大月中央カントリークラブ)の正会員の地位を代金三二〇万円で買受け、Yに対して右売買代金を支払ったが、野澤観光が平成二年末ころ倒産し、右ゴルフ場の開設は不可能となった。
     ...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:141