詳細検索画面
フリーワード検索


種別
裁判所名
裁判年月日


 
事件番号
( )
雑誌
   
69077件中 54981-55000件目を表示中
  • 借地借家法の正当事由の判断基準 判例における正当事由 借家関係 営利目的の借家・その他(建替え) 正当事由の補完事由として判決で認定した立退料が賃貸人の申出額と格段の相違がある場合に右確定判決に基づく賃借人からの支払請求が棄却された事例

    中本和洋   

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:148
  • 《解  説》
     病院において閉鎖病棟に収容されていた精神分裂病の患者が、時間開放を許されて開放されている間に、近くのマンションから投身して自殺した。その病院の開設者である原告は、患者の両親に対して病院側の責任を認め、投身によって破損したマンションの受水槽の損害を支払い、その分及び両親の被った損...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:218
  • 《解  説》
     一 本件は、賃貸借契約の解約に基づく建物明渡請求事件において立退料の支払と引換えに建物の明渡を命ずる判決を受けた賃借人が、賃貸人に対し、右判決で認定された立退料の支払等を求めた事件である。
     賃貸人である被告は、建物明渡請求事件の第一審において立退料なし又は五〇〇万円の立退料を...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:228
  • 《解  説》
     本件は、原告の社員が被告の経営するホテルに宿泊した際、所持していた現金六九〇万円を客室内に保管して外出したところ、これを盗まれたが、この盗難被害はホテル従業員のカードキーの再交付に際しての過失に起因するとして、不法行為による損害賠償を請求した事案である。
     Xは中古車販売等を営...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:230
  • 《解  説》
     一 本件は、損害保険会社Yとの間で、会社を保険契約者、同社の従業員を被保険者として一時払いの積立普通傷害保険契約を締結していたA会社の破産管財人Xが、右保険契約を解約して解約返戻金の返還を求めたのに対し、Y会社が、A会社に対して有する求償金債権等と右解約返戻金債権とを相殺したの...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:251
  • 通信社からの配信記事に基づいて報道した報道機関につき、いわゆる配信サービスの抗弁の適用を否定した事例

    田中敦   

    東京高裁平8.5.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:130
  • 《解  説》
     本件は、洋品店を経営するYが、商品の毛皮を二回にわたり盗難されたとして(被害総額約一億一〇〇〇万円)、動産総合保険契約に基づき保険金を請求したのに対し、保険会社であるXが、Yが主張する価値を有する毛皮の存在及び盗難事故の立証がないとして、保険金の債務不存在確認を求めた事案である...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:235
  • 《解  説》
     XはA社(代表者B)に合計一二億五〇万円を貸し付けたが、Yが連帯保証したと主張し、Y所有の不動産につき仮差押えを申請したほか、Yが代表者であるC社の有する賃料債権がYに帰属するものであるとして賃料債権につき仮差押えを申請し、いずれも認容された。Yは右各仮差押決定に異議を申し立て...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:145
  • 《解  説》
     一 事案の概要
     1 平成四年六月一五日、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(以下「国連平和協力法」という。)が成立し、これに基づいてカンボジアに自衛隊員が派遣された。
     本件は、この自衛隊員の国連平和協力法に基づくカンボジア派遣に関して提起された事件である。
     2...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:97
  • 《解  説》
     一 いわゆるロス疑惑の刑事事件の被告人Xが共同通信社の配信記事に基づいて記事(同人が逮捕された翌日である昭和六〇年九月一三日紙面)を掲載した新聞社四社と共同通信社を被告として訴えた名誉毀損に基づく損害賠償請求事件の控訴審の判決である。
     問題となった配信記事の内容は、①Xがいわ...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:178
  • 《解  説》
     一 本件事案の概要は、次のとおりである。
     Xは、一九五三年生れの中国人(吉林省出身)で、数年前から都内の飲食店で中華料理人として働いていた者であるところ、Yの設置した公の施設である都立葛西海浜公園内で家族と共に海水浴中の平成六年八月二二日午後五時ころ、同公園内の水深約五〇セン...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:170
  • 《解  説》
     一 本件は、路外施設から一般道路に出て右折しようとした被告人運転の大型貨物自動車と、同車の右方から進行してきた自動二輪車とが衝突し、その結果自動二輪車の運転者が両下肢全廃の後遺症を伴う第一腰椎脱臼骨折等の重症を負った事案である。
     検察官は、右路外施設出入口で一時停止し、再発進...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:288
  • 《解  説》
     一 本件は、大阪拘置所に在監中のAにつきC型肝炎ウイルスの保菌者であることが判明したため、同房にいたXらも右抗体検査を受けたところ、相次いで保菌者であることが明らかになったことから、Xが原告となり、自己がC型肝炎ウイルスに感染したのは、同房者のAと入浴をともにし、その際、拘置所...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:120
  • 《解  説》
     Xら三名は、生活共同組合法に基づき設立されたA組合の組合員であるが、Y知事が平成六年二月にした同法四二条、民法五六条に基づく仮理事の選任が無効であるとして処分無効の確認を求め、あわせてA組合が同年五月にした役員選挙が同法に適合するか否かについて検査を求める訴えを提起した。
     こ...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:110
  • 《解  説》
     一 本件は、一戸建て建物と二戸一棟の建物が混在する団地において設立された区分所有法に基づく組合が、組合員である被告会社に対し、組合決議に基づいて定められた建築協定(組合の管理区域内の建物は、一戸建て住宅で、かつ地上二階まで、建築物の高さは一〇メートル以下、共同住宅は建築しないと...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:145
  • 不動産に対する商人間の留置権の成否(消極)

    和根崎直樹   

    東京高裁平8.5.28

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:54
  • 不適法なことが明らかであって、当事者のその後の訴訟活動により訴えを適法とすることが全く期待できない訴えにつき、口頭弁論を経ずに、訴えを却下するか又は控訴を棄却する場合における被告に対する訴状、控訴状又は判決正本の送達の要否

    後藤勇   

    最高裁第三小法廷平8.5.28

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:256
  • 大阪地堺支平8.5.28決定

    《解  説》
     XはYタクシー会社の労働組合の役員をしていた乗務員であるが、Yは平成七年八月一一日、Xが従前使用していた固定車以外の車を配車し、乗務を指示した。Xがこれを拒否したところ、Xは二日間の乗務停止処分とされた。XはなおもYの指示に従わずに三乗務の出勤停止処分となり、その後も乗務を拒否...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:127
  • 最高三小平8.5.28判決

    《解  説》
     一 事実関係は、判決文を参照されたい。原告(上告人・附帯被上告人)は、被告(被上告人・附帯上告人)のした本件仮差押命令及びその執行の申立て等が不法行為に当たり、原告は右不法行為により本件建物の転売契約を履行できなくなり、その結果一億一六六九万円(転売利益八四七九万円、違約金三〇...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:100
  • 最高三小平8.5.28判決

    《解  説》
     一 事実関係は判決文を参照されたい。本件は、仮差押命令及びその執行の申立てが不法行為に当たる場合において、仮差押解放金を借入金及び自己資金によって調達したときの、① 七・七五~九・二五%の割合による借入金の金利相当額、② 自己資金に係る民事法定利率相当額が、民法四一六条一項の通...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:104