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69077件中 54821-54840件目を表示中
  • 《解  説》
     一 Yは旅行業等を行う会社であり、ホテルを経営するAとの間で、宿泊券の発行及びこれに関連する業務について定めた宿泊券契約を締結していたところ、Xは、Aを債務者、Yを第三債務者として、旅行者とYとの旅行契約に基づく宿泊に関しAがYに対して有する売掛金債権について仮差押決定を得、そ...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:240
  • 名古屋地平8.3.13判決

    《解  説》
     一 被告は中部地方における唯一の電力会社であり、原告ら九〇名(三名が途中死亡しその遺族が訴訟承継している。)は、昭和二三年から四〇年にかけ中学又は高校を卒業して被告に入社し各地の発電所、支社等に勤務していた者である。本件は、被告が、昭和四〇年頃から、反共労務施策の一環として、原...

    引用形式で表示 総ページ数:33 開始ページ位置:120
  • 契約上の義務に基づく請求権を被保全権利として、写真集などの出版等の禁止及び写真集などの執行官保管の仮処分申立てを認容した事例 -ヘアヌード写真集出版差止等仮処分申請事件

    中山弘幸   

    東京地裁平8.3.14

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:298
  • 《解  説》
     一 X1は女優、X2はX1と専属出演契約を締結している会社である。Y1は写真集の企画制作会社、Y2は写真集の出版社である。Yらは、X1の写真(ヘアヌードを含む。)を使用した写真集を出版しようとしていた。Xらは、右写真集の出版は、写真集に使用する写真はXらの事前の承認(フィルムチ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:238
  • 何者かに殺害された労働組合幹部の合同葬に使用するためにされた市福祉会館の使用許可申請に対する不許可処分が違法とされた事例 -上尾市福祉会館使用不許可国家賠償事件

    内田義厚   

    最高裁第二小法廷平8.3.15

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:332
  • 《解  説》
     Xは爆発物取締罰則等違反等被告事件により死刑判決が確定した者であるが、在監中にAと養子縁組をし、上告棄却判決後、その確定前にBと婚姻届を提出した。Xは、同判決確定後、拘置所長からBとの接見交通を一時認められず、その後も接見及び信書の発受回数を制限された。また、Xは矯正関係判例集...

    引用形式で表示 総ページ数:27 開始ページ位置:120
  • 最高二小平8.3.15判決

    《解  説》
     一 本件は、JR関係の労働者で組織する労働組合の連合体であるXが、何者かによって殺害されたその総務部長を追悼する合同葬のため、Y市の設置する公の施設であるY市福祉会館の使用許可を申請したところ、これを不許可とされたため、この不許可処分が違憲、違法なものであるとして、Yに対して、...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:192
  • 長野地上田支平8.3.15判決

    《解  説》
     Xら二八名は自動車部品製造会社Yに二か月の雇用契約により採用され、更新を続けた女子臨時社員であるが(最古参者は昭和四三年一月採用)、労働内容が正社員と同様であるのに、賃金の額において違法に差別を受けたと主張し、不法行為に基づき、平成二年一〇月以降の差額賃金相当の損害金、慰謝料及...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:276
  • 複数の者によって隣接地に投棄された産業廃棄物が崩落し堆積した土地の所有者から投棄者各自に対する廃棄物の除去請求等が認容された事例

    山垣清正   

    東京高裁平8.3.18

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:38
  • 《解  説》
     Xの妻A(当時三八歳)は、県立養護学校高等部の教諭であったところ、昭和六一年一〇月三日、校外マラソンの指導中に急性心不全を発症し、一〇日後に死亡した。Xは、Aの死亡が公務に基づくものであるとして、Y(地方公務員災害補償基金県支部長)に対し、公務災害の認定を求めたところ、公務外災...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:220
  • 《解  説》
     X(水資源開発公団)はC県内にダム用地を所有しているが、隣接するY1所有の本件土地内にその甥のY2らの仲介によりY3社(代表者Y4)及びY5社(代表者Y6)が大量に土砂や産業廃棄物を投棄したため、これらがX所有地に滑り落ち、大量に堆積したとして、Y1、Y3、Y5に対し、所有権に...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:154
  • 《解  説》
     本件の二件の判決は、いずれも酒販店のコンピュータシステムにかかるリース契約について、リース物件が未納入である場合の法律関係が争われた事案であり、事実関係はおおむね共通している事例である。これにつき、本件の各判決はいずれも、それぞれの事実関係の下ではリース物件の納入がなされていな...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:159
  • 《解  説》
     一 本件は、人工透析を必要とする腎臓病患者が、精神病を併有していたために透析を断られ、死亡に至ったことにつき、透析を断った病院の責任が問われた事例である。
     Aは、平成三年当時四二才で、腎臓病等の治療のため、甲病院に入院していたが、腎機能の急激な悪化のため、血液透析を含む治療を...

    引用形式で表示 総ページ数:17 開始ページ位置:202
  • 《解  説》
     Xの妻Aは、証券会社Yの社員Bの勧めによりXの名でワラント(外貨建て分離型)を購入したが、無価値となって損害を被った。Xは、右ワラント購入は、Xに無断でなされたものであり、そうでないとしても、Bがワラントの危険性について説明しなかったのは、債務不履行又は不法行為に当たると主張し...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:146
  • 金融機関の包括根保証人に対する請求が信義則に反しないとされた事例

    宇田川基   

    東京地裁平8.3.19

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:16
  • 譲渡禁止の特約のある指名債権が二重に譲渡された場合において、いずれの譲受人も右特約の存在を知り又は重大な過失により知らなかったときの右各譲受人間の優劣関係

    田中俊次   

    東京地裁平8.3.19

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:80
  • 《解  説》
     Xらは、新潟県高教組の役員の地位にあったが、給与の改定に関する県人事委員会の勧告の完全実施を求めて昭和五七年一二月一六日と同五八年一〇月七日に行ったストライキに指導的役割を果たしたとして、Y県教育委員会から同五九年二月二三日付で減給又は戒告の懲戒処分を受けた。本件はXらがYに対...

    引用形式で表示 総ページ数:23 開始ページ位置:137
  • 《解  説》
     一 本件は、いわゆる新潟ひき逃げ事件で業務上過失致死罪の被告人として起訴され、一審及び二審で有罪判決を受けた後、上告審で逆転無罪判決を受けた原告が、検察官の公訴提起及び公訴追行並びに裁判官の有罪判決の違法を理由として国のみならず起訴検察官及び担当裁判官ら個人をも相手取って精神的...

    引用形式で表示 総ページ数:36 開始ページ位置:78
  • 最高三小平8.3.19判決

    《解  説》
     一 本件事案の概要は、次のとおりである。乙は、昭五三年法律第八二号による改正前の税理士法(以下、法という。)四九条に基づいて、熊本国税局の管轄する熊本、大分、宮崎及び鹿児島の四県の各税理士を構成員として設立された法人で、日本税理士会連合会の会員である。甲は、乙の会員である税理士...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:62
  • 最高三小平8.3.19決定

    《解  説》
     一 「漁業種類」を「いわし・あじ・さばまき網漁業」とする大分県知事の中型まき網漁業許可を得て、同漁業を目的とする船団を形成していた被告人らは、共謀の上、八回にわたり、大分県内の豊後水道海域において、いさき合計七万キログラム余り(時価合計七二〇〇万円余相当)を採捕した。この行為に...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:87