詳細検索画面
フリーワード検索


種別
裁判所名
裁判年月日


 
事件番号
( )
雑誌
   
69119件中 51761-51780件目を表示中
  • 《解  説》
     一 亡Aは平成三年四月二一日に死亡し、その相続人は、Aの子七人である。Aが四男Yに対して本件土地を相続させる旨の遺言をしていたため、Yは、本件土地について相続を原因とする所有権移転登記をした。これに対し、X(Aの次男)は、Yに対して遺留分減殺請求の意思表示をした。Xは、右の事実...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:277
  • 《解  説》
     一 旧国鉄は、職員の福祉増進を図るため、職場内で第三者が飲食店等の営業を行うことを認めていたところ、昭和四一年、Yに対し、京都駅構内の事務所の一部で理髪店営業を行うことを承認し、期間は一年間とされていたものの、長年にわたり、毎年更新されてきた。
     ところが、国鉄改革法により、昭...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:221
  • 1 故意の共同不法行為者間の損害賠償請求ないし求償と民法708条の適否 2 故意の共同不法行為者間の損害賠償請求ないし求償につき、民法708条の精神等により請求の一部を認容した事例

    笹村將文   

    名古屋地裁平4.11.9

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:100
  • 名古屋地平4.11.9判決

    《解  説》
     一 本件の概要
     1 X1・X2は開業歯科医であり、Y1・Y2・Y5の一族が営んでいた歯科材料等販売会社(以下「訴外会社」という。)と取引をしていたところ、訴外会社(現実には本件で問題となる空リースがなされた時点ではY3・Y5が経営の実権を握っていた。)は、その資金繰りのために...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:218
  • 横田信之   

    浦和地裁平成4 年11 月10 日決定

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:305
  • 《解  説》
     一 本件は東京都文京区弥生所在の比較的早期ともいえるマンションをめぐる紛争であって、判決文からも明らかなように紛争が多発しているようである。事件は複数の事件併合で当事者の関係で理解しにくい面もある。(当事者は甲・丙事件被控訴人兼乙事件附帯控訴人・一審原告兼反訴被告・丙事件被告)...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:175
  • 名古屋高平4.11.10決定

    《解  説》
     一 Xは、株式会社大京ほか一名を相手方として、損害賠償等を求める訴えを原審、津地裁四日市支部に提起していたが、右訴えに関する一、二審の判決の言渡し確定後である平成四年八月、原審に対し、原審の平成二年一〇月二九日の第一三回口頭弁論期日の口頭弁論調書を、平成二年九月三日付準備書面が...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:219
  • 《解  説》
     本件は、X(原告、控訴人)がY(被告、被控訴人)に対し建物の明渡しを求めた事案であり、本件建物の貸借関係が賃貸借であるか、使用貸借であるかが争点となったもので、事例として参考になると思われる。本件建物は、東大寺二月堂の近くにあり、Yが茶店兼土産物店として使用し、司馬遼太郎氏の随...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:217
  • 《解  説》
     一 本件は、代用監獄に勾留中の被告人を、裁判官が職権により、拘置所へ移監した事例である。
     二 勾留中の被告人・被疑者を裁判所(官)が職権により移監することができるか否かについては、つとに、金谷利廣・令状基本問題七五問一七三頁が積極説を提唱して以来、同旨の見解を採って移監を認め...

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:260
  • 《解  説》
     一 本件事案は次のとおりである。
     X町(原告、控訴人兼被控訴人)は、Y銀行(被告、被控訴人兼控訴人)に対し、金額一〇〇〇万円の定期預金三口(合計三〇〇〇万円、以下「本件各定期預金」とする)をしていたところ、Xの出納室長Aは、その権限がないのに、Xの町長名義の一時借入金の借入申...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:193
  • 《解  説》
     一 本決定は、競売建物の占有が暴力団関係会社に移転され、又は移転されるおそれがあるとして、売却のための保全処分(民執法五五条一項)として、その暴力団関係会社に対して建物からの退去を命じ、債務者兼所有者等に対して占有移転禁止を命じたものである。
     問題になった建物は、地下二階付き...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:243
  • 名古屋地平4.11.11判決

    《解  説》
     一 X1~X5は、いずれも昭和五一年から昭和五七年にかけて、Yが経営する「知多カントリー倶楽部」の会員となった者であるが、昭和六〇年九月の九ホール増設に際しX1~X4が増設協力金を支払わなかったことから増設九ホールの利用について非会員として取扱われたため、増設九ホールについても...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:223
  • 《解  説》
     一 本件は、少年補導員が刑法一九五条一項にいう「警察の職務を補助する者」に該当するか否かが争われた付審判請求事件の抗告審の決定である。
     事実関係の概要は、次のとおりである。請求人は、パチンコ店で少年補導を受けた際、職務に従事中の警察官及び少年補導員から暴行を受けて傷害を負い、...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:198
  • 《解  説》
     一 本件は、玉突き追突事故で頚椎捻挫等の傷害を負った妊娠中の女性(A)が事故から約二か月後に男児(原告)を出産したが、妊娠第八月の早産で仮死状態で出生した原告に難聴及び精神発達遅滞の後遺障害が生じたとして、加害車両の運転手とその所属会社(運行供用者)に対し右障害に伴う損害の賠償...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:184
  • 《解  説》
     一 本件における併合罪の個数(いわゆる主文がいくつになるのかという問題)を検討するのに必要な事実経過をある程度単純化して示すと、以下のとおりである(時の経過に従って配列)。
     ○Aの犯行(窃盗)
     ○Bの犯行(道路交通法違反等)
     ●Aの裁判確定(小山簡裁)
     ○Cの犯行(本件...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:278
  • 遺贈に対する遺留分減殺請求について価額による弁償が行われた場合と所得税法59条1項1号の遺贈

    梶村太市   

    最高裁第一小法廷平4.11.16

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:278
  • 最高一小平4.11.16判決

    《解  説》
     一 所得税法五九条一項一号の規定によれば、資産が法人に対して遺贈された場合には、その資産がその時における時価で譲渡されたものとして、譲渡所得に対する課税が行われるものとされている。贈与や遺贈のように対価を伴わない資産の譲渡が行われた場合には、資産の譲渡による収入金額が存在しない...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:61
  • 最高一小平4.11.16判決

    《解  説》
     一 大阪市は、市営住宅の建て替えに際して、地元の二つの町会から、市営住宅の敷地内に地蔵像を建立し、また、付近の私有地内に建立されていた地蔵像を市有地に移設することを認めて欲しいとの要望を受け、市営住宅の建替事業を円滑に進めるとともに、地域住民の融和の促進を図るためにも、右要望を...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:89
  • 《解  説》
     本判決は、先に本誌七七九号二八三頁で紹介した原判決(大阪地裁平3・11・7第一二刑事部判決)の控訴審判決である。本件は、かねてより弁護士資格を僣称していた被告人が、自己と同姓同名の実在する弁護士の氏名を偽って、同弁護士の所属弁護士会名等の肩書を付した「弁護士報酬金請求について」...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:274
  • 《解  説》
     一 本件は、妻に対する生命保険金目あての殺人容疑で起訴された刑事被告人であるX(原告、被控訴人)が、新聞社の取材に応じてXに対して死刑判決が下る旨のコメントをした刑法学者Y1(被告、控訴人)と右コメントに基づく記事を掲載した新聞社Y2(被告、控訴人)を相手方として、右コメント及...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:166