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事件番号
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雑誌
   
69207件中 51521-51540件目を表示中
  • 《解  説》
     一 本件の事案は、次のとおりである。①倉庫営業者であるY(被告・被控訴人)の従業員(営業所長)であるAは、Bの依頼に基づき物品(本件物品)をYの倉庫に保管し、その後本件物品をBに返還したが、それにもかかわらず、Bの依頼に応じ、Yが右倉庫に本件物品を保管した旨の内容虚偽の預かり書...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:231
  • 《解  説》
     本件は、覚せい剤を注射して使用した被告人が、帰宅途中に気分が悪くなりサウナで覚せい剤を抜こうと考えてホテルに行きそのホテルで異常な言動に及んだことから、ホテルの従業員の通報で駆けつけた警察官によってとり押さえられて警察署に連行され、そこで尿を任意提出して緊急逮捕されたという覚せ...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:238
  • 《解  説》
     一 本件は、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(以下、暴力団対策法という)による暴力団指定手続で行う同法五条一、二項の聴聞終結、差置送達を行政処分にあたるとして、暴力団対策法が違憲、違法による処分の取消ないし無効確認を請求した事件である。
     二 暴力団対策法二条は、そ...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:181
  • 名古屋高金沢支平4.7.22判決

    《解  説》
     Xら六名はY1生産森林組合の臨時組合総会の決議について、不存在確認、無効確認、取消しの各選択的請求及びY2ら一八名がY1組合の組合員でないことの確認請求の各訴えを提起した。本訴の最大の争点は、Y2ら一八名がY1組合の組合員資格(Y1組合の地区内に住所を有する個人で、林業を行うも...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:230
  • 不動産競売事件において差押の直前に競売物件を占有した第三者に対し、(1)建物退去、(2)執行官保管をそれぞれ命ずる売却のための保全処分が認められた事例

    三代川俊一郎   

    東京地裁平4.7.23

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:232
  • 《解  説》
     一1 Xは昭和六二年一〇月甲・乙に対し七〇〇〇万円を貸し付け、その担保のため本件建物を含む乙ら所有の不動産について譲渡担保契約を結び、同六三年四月Xと甲・乙間で本件建物を含む不動産の所有権をXに確定的に移転し、清算金六五〇〇万円を支払う旨を合意した。Yは本件建物を占有しているか...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:131
  • 《解  説》
     一1 本決定は、競売建物の占有者を相手方として、建物退去を命ずる売却のための保全処分(①事件)及び執行官保管を命ずる売却のための保全処分(②事件)が認められた事例である。
      2 本件建物は、不動産業者である債務者兼所有者会社の所有する、分譲用の高級一戸建新築住宅六棟のうちの一...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:262
  • 《解  説》
     一 Xは、第三者の建造物侵入未遂事件について捜索差押許可状に基づき自宅の捜索差押処分がされたことに関して、Y(国)に対し捜索差押許可状を発付した裁判官の行為について、Yら(東京都及び行為者である警察官三名)に対し捜索差押許可状の請求、捜索差押に至る過程でのXに対する取調べ、尾行...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:153
  • 《解  説》
     一 本件で、更正の対象となった判決(本件判決)は、X①ないしX④らが、Xらの各所有地と国有里道との境界が本件判決の別紙図面表示のaないしjの各点を順次直線で結んだ線であると主張し、その境界線(本件境界線)を前提としてYに対しXらの各所有地のうち係争部分についての所有権確認、Y所...

    引用形式で表示 総ページ数:7 開始ページ位置:264
  • 《解  説》
     本件は、XがYに対し、土地を時効取得したとして、所有権移転登記を求めた事件である。すなわち、Yから土地を賃借していたAが、昭和三三年一月二七日に死亡し、Aを相続したBが土地を耕作していた。その後、Bは土地をXの父Cに対し売却し、Cの死亡後、Xが相続し、昭和五三年一月二七日に土地...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:172
  • 《解  説》
     本件は、逆飛込み(両腕を頭の先へ伸ばし、耳を挾むようにしてそろえ、頭から先に水に入り、水中に手が入ると同時に指先を反らす飛込み)の授業中に中学三年の生徒がプールの底に頭部を打ちつけて負傷した事故につき、生徒及び両親が損害賠償を請求した事案である。一審は、担当教師の過失を否定した...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:115
  • 《解  説》
     Xは、米国の医療業界に関する外国人の講演会を開催し、自らその通訳をした。医療関係の業界誌を発行するYは、右講演会を取材して、その発行する雑誌にXのした通訳内容のほぼ全部を記事として掲載した。XがYを相手どって、通訳内容の複製権の侵害を理由に損害賠償を求めたのが本訴である。
     本...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:207
  • 《解  説》
     本件は、両親が子の親権者を父と定めて協議離婚の届出をなした直後、監護権を有しない母親が親権者たる父親の意に反して子を連れ去ったので、父親が人身保護法に基づき子の引渡を求めたものである。
     本件においては、親権者を父と定める合意の存在自体も争点となったが、本判決は、右合意が存在し...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:208
  • 《解  説》
     一 本件は、公正証書に請求権が記載されていないとして、その債務名義性を否定したものである。
     この公正証書には、抗告人ほか一名が国有地などを売ること、買主から売買代金を受領し、その一部を売主・買主共同名義の預金とすること、抗告人ほか一名は、国有地の払下を受け、買主への所有権移転...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:229
  • 《解  説》
     本件は地方銀行において週休二日制を導入したことに伴い、週の始めと月末の勤務時間を延長した就業規則の変更の効力が争われた事案であり、A少数組合に所属するXら三〇名はY銀行に対し、旧規定に基づき時間外勤務手当を計算し、残額を請求しているものである。
     Y銀行とA組合との間において、...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:271
  • 名古屋地平4.7.27判決

    《解  説》
     一 本件は、ヨットの操縦訓練を通じて情緒障害児らを立ち直らせることを標榜して集めた訓練生ら多数名に監禁・暴行・傷害等を加え、その結果内四名を死亡させたとしてヨットスクールの校長はじめ同スクールのコーチらが起訴された、いわゆる戸塚ヨットスクール事件の統一公判組一〇名に対する第一審...

    引用形式で表示 総ページ数:77 開始ページ位置:75
  • 《解  説》
     一 本件は、東京拘置所に在監中であるXが、東京拘置所長により、(1)外国語図書の閲読制限、(2)信書発信方法の制限、(3)性表現図書の閲読制限の各処分を受けたことにより精神的苦痛を受けたとして、Yに対し、国家賠償法に基づき合計六七万五五二〇円の損害賠償を求めた事件である。
     な...

    引用形式で表示 総ページ数:15 開始ページ位置:144
  • 《解  説》
     一 Y1は、私設市場におけるパラジウムの先物取引等を行うことを業とする株式会社であり、Y2はその代表取締役、Y3及びY4はその取締役であり、Y5及びY6はその従業員であり、Y9ないしY11はその設立発起人である。Y7は、パラジウムの私設市場を開設していた株式会社であり、Y8はそ...

    引用形式で表示 総ページ数:11 開始ページ位置:184
  • 《解  説》
     一 A、B、CはX会社(JR東日本)の従業員であり、新宿車掌区において、Aは内勤車掌、B、Cは列車乗務の車掌として就労していたが、いずれも国鉄労働組合(国労)の組合員であった。
     旧国鉄の分割・民営化によりX会社が発足して間もない昭和六二年六月、車掌区長がAの職務を内勤から電車...

    引用形式で表示 総ページ数:23 開始ページ位置:145
  • 《解  説》
     一 Xは、主婦であるが、肩をはじめとして全身の痛みに悩まされていたため、昭和六三年七月一九日、Y3会社の経営する鍼灸院に赴き、同院においてY1から鍼治療を受けたが、その際、Xの項部に挿入された鍼が折れて約三センチの鍼が右部に残置されたため、日大病院にて鍼を摘出する手術を受けたも...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:201