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69119件中 51301-51320件目を表示中
  • 特定の相続人に「相続させる」旨の遺言で対象になった土地について、第三者が所有権の確認と所有権移転登記手続を求める訴訟において、遺言執行者は被告適格を有するか(消極)

    竹下史郎   

    東京地裁平4.4.14

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:156
  • 《解  説》
     Aは、長男B・次男Cに本件各土地を「相続させる」旨遺言して死亡した。本件は、その後Aの先妻であるXが、本件各土地につき離婚に伴う財産分与としてAから譲渡を受けていたものであると主張して、Aの遺言執行者であるYに対して、本件各土地の所有権確認と所有権移転登記手続を請求しているケー...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:243
  • 《解  説》
     本件は、法人税を滞納している株式会社を管轄する豊島税務署長が、同社所有として登記されている土地建物について滞納処分としての差押登記をしたところ、右物件の真実の所有者であるとする原告から、これを抹消せよとの請求を受けた事案である。その所有者であるとする原告からは、右物件について、...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:76
  • 《解  説》
     本件は、出入国管理及び難民認定法(以下「法」という。)に基づき難民の認定を申請したが却下された者が、その却下処分を争う訴えを提起し、訴訟進行中、退去強制令書の執行を受けて、国外に退去させられた場合において、その者の右訴えの利益が失われるとしたもので、初めての判断である。法は、難...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:81
  • 名古屋地平4.4.15判決

    《解  説》
     一 Xらの母親Aは、発熱、腹痛等を訴えてY医院を受診したところ、細菌性の急性大腸炎と診断されたが、大腸炎の細菌による腎盂炎の合併症が疑われ、脱水もみられたため、Y医院において抗生物質ルニアマイシン、抗コリン剤セスデン、ビタミン剤等を含む輸液を受けた。ところが、輸液開始後約一時間...

    引用形式で表示 総ページ数:8 開始ページ位置:199
  • 《解  説》
     Xは日本人女性の非嫡出子として出生して日本国籍を取得した。その後、中華民国の男性に認知され、中華民国国籍を取得した。そして、Xは昭和五九年法律第四五号による改正前の国籍法一〇条に基づき、国籍離脱届を提出し、これが法務大臣に受理された。ところが、Xについて、認知の無効が確定した。...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:118
  • 《解  説》
     抵当証券に記載のない期限の利益喪失特約の効力については、証券の設権証券性を認めてこれを否定するか、設権証券ではないとして、証券に記載のない背後の権利主張を認めるかについて、争いのあるところである。また、抵当証券の設権証券性を否定して証券に記載のない期限の利益喪失特約の効力が認め...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:281
  • 1 女性従業員の異性関係に関する上司の言動が、右従業員の働きやすい職場環境のなかで働く利益を侵害したとして、右上司の不法行為責任を肯定した事例 2 被用者を選任監督する立場にある者につき、被用者にとって働きやすい職場環境を保つよう配慮する注意義務を怠った不法行為が成立するとしたうえ、その使用者の使用者責任を肯定した事例 (福岡セクシャル・ハラスメント訴訟判決)

    山之内紀行   

    福岡地裁平4.4.16

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:88
  • 《解  説》
     一 本件は、漁業・水産物の輸出入、さけ、ますの孵化及び養殖等を事業目的とするウタリ共同株式会社の代表取締役である被告人が、同社の監査役及び同社が傭船した動力漁船第二新博丸の船長らと共謀のうえ、北海道知事の許可を受けないで、平成元年一〇月二〇日ころから同年一一月五日ころまでの間、...

    引用形式で表示 総ページ数:14 開始ページ位置:251
  • 《解  説》
     一 Xは、訴外Aから、四階建旅館(本件増築前の建物)を買受け、その後右建物に接して増築(本件増築部分)したが、本件増築前の建物について、訴外BからCに所有権移転登記がなされたうえ、本件増築前の建物から本件増築後の建物へと建物表示登記の変更登記がなされているため、本件増築部分につ...

    引用形式で表示 総ページ数:3 開始ページ位置:259
  • 《解  説》
     一 本件は、いわゆるセクシャル・ハラスメントの法理につき初の本格的な司法判断が示された事例として、注目を集めたものである。
     二 裁判所の認定した事実関係の概要は、以下のとおりである。
     原告は、昭和六〇年一二月に、学生向けの情報雑誌の発行等を業務としていた被告会社乙に入社し、...

    引用形式で表示 総ページ数:18 開始ページ位置:60
  • 株式会社の従業員株主と従業員持株会との間の全株式を持株会理事長に管理信託して持株会所有株式の共有持分を有する旨の契約が公序良俗に反し無効とされた事例

    畔柳正義   

    東京地裁平4.4.17

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:24
  • 《解  説》
     一 Y2は昭和四二年に設立されたソース製造を目的とする株式会社である。XはY2会社の株主で従業員でもあった。Y1は昭和六二年にY2会社の従業員株主により設立された社員持株会であって権利能力なき社団である。Y1の規約(本件規約)では、①会員は全株式を理事長に管理信託し、理事長はY...

    引用形式で表示 総ページ数:4 開始ページ位置:169
  • 《解  説》
     一 監獄法四五条一項は、「在監者ニ接見センコトヲ請フ者アルトキハ之ヲ許ス」と規定し、監獄在監者と外部の者との接見について許可制を採用している。そして、刑事被告人として拘置所に勾留されている在監者の場合の右の接見許可の基準は、最高裁の裁判例(最大判昭58・6・22民集三七巻五号七...

    引用形式で表示 総ページ数:12 開始ページ位置:269
  • 持回りで遺産分割協議がされる場合における合意成立の要件

    近藤宏子   

    仙台高裁平4.4.20

    引用形式で表示 総ページ数:2 開始ページ位置:150
  • 《解  説》
     事案の概要は次のとおりである。共同相続人一一名のうち、被相続人の子X1、X2、Y及び被相続人の妻Aが遺産の分割について話し合い、右四名の間で、遺産の一部である本件土地については、いったん相続によってYに移転登記をしてからX1、X2取得分として一人当たり面積七〇坪分を分筆して、移...

    引用形式で表示 総ページ数:9 開始ページ位置:228
  • 《解  説》
     一 Xは、機械等のリースを主たる業務とする会社であり、Y1とオフィスコンピューターについてファイナンスリース契約を締結し、Y2がY1の債務を連帯保証した。これに伴い、Y1はサプライヤーZから本件コンピューターのほかに顧客管理用ディスク及びコンピューターソフトウェア一式を導入し、...

    引用形式で表示 総ページ数:10 開始ページ位置:140
  • 《解  説》
     XはYに本件建物を建築材料販売等ホームセンター用店舗として賃貸していたが、Yが本件建物の敷地内にXの明示の承諾を得ず、プレハブ建物、看板、広告塔等を建てたり、床を全面改装したりしたので、Yの行為は契約当事者間の信頼関係を破壊するものとして賃貸借契約を解除し、その明渡しと賃料の倍...

    引用形式で表示 総ページ数:6 開始ページ位置:143
  • 《解  説》
     Xは、本件係争地がX所有地(札幌市中央区北一条西一八丁目一番二一号)に属すると主張し、同地上にあるY所有の塀の撤去と係争地(北海道立近代美術館の駐車場として使用されている)の明渡しを求めた。Y(北海道)は、本件係争地は、昭和八年に行われた北海道地方費財産取扱規定二八条による査定...

    引用形式で表示 総ページ数:5 開始ページ位置:174
  • 福岡地小倉支平4.4.21判決

    《解  説》
     一 X1は、昭和五九年九月当時、福岡大学附属大濠高校の二年生であったが、同月一六日、同校で行われた体育祭の色別対抗の棒倒し競技に参加し、守備陣の先頭に立って相手方の攻撃の防止に努めていたところ、相手方に腹部を蹴られて転倒したうえ、腹部を数回踏みつけられたため、脾臓破裂等の傷害を...

    引用形式で表示 総ページ数:13 開始ページ位置:203