《解 説》
一、本件は、昭和六二年六月二八日に施行された鹿児島県大島郡住用村の村長選挙(以下「本件選挙」という。)において、村役場庁舎二階会議室を投票記載場所として行われた通常の不在者投票(以下「本件不在者投票」という。)が、実質的に立会人を欠く違法なものであったかどうかが争われた事件であ...
保安林内の市有地における市道建設に関与した市建設局長らの行為が住民訴訟の対象となる財産管理行為に当たらないとされた事例
《解 説》
Y1は昭和五四年四月、父親Y2の身元保証のもとにX水産会社に就職し、同五七年三月、東京駐在所主任となった。Xは同年四月、Aとの間で水産物等の継続的販売契約を結んだが、Aについては二億円の与信枠を設け、これを超える分についてはXの管理在庫とすることになっていた。Y1は同五八年二月...
《解 説》
本件は、もと総会屋のXが、Y(銀行)との間でXが発行する業界新聞の販売等の取引を継続していたが、昭和五六年の商法改正を機に、Yから総会屋の閉め出しの一環として取引を打ち切られたため、新たにYの株式を取得し、株主名簿の閲覧及び謄写を請求した、という事案である。一審(本誌六六七号二...
《解 説》
一、本件は、区立小学校に入学後まもなくして毎日のようにクラスの複数の児童からいじめを受けるようになったXが、精神状態の不安定な小児神経症を発症し、長期欠席、転校を余儀なくされたのはいじめを漫然放置した担任教諭の責任であるとして、Yら(区、都)に対し国家賠償法に基づいて慰謝料など...
政見放送における発言部分が公職選挙法一五〇条の二に違反する場合と右部分がそのまま放送されなかったことによる法的利益の侵害の有無
1 登記官の閲覧監視義務違反を理由とする国家賠償責任が否定された事例 2 登記簿原本に不実の記載がなされた場合における謄本を作成交付する登記官の注意義務が否定された事例