イタリア料理店の営業に関するフランチャイズ契約締結に当たり、フランチャイザーが店舗の立地調査及びこれに基づく売上の予想に関し信義則上要求される相当の注意義務を尽くしており、契約締結上の過失は認められないとされた事例
商工委員としての職務権限を有する衆議院議員が、同委員会での質疑に際し、通産省局長に対し特定の団体に有利な答弁を行うよう、しょうようするとともに、同局長らに答弁内容に相応する取り計らい方の要求をも行ったことが、職務と密接に関連する行為に当たるとされた事例
不法残留パキスタン人の被告人が、対立抗争グループの同国人をサバイバルナイフで突き刺し死亡させた事案について、未必の殺意が認められた事例
1 市の宅地開発指導要綱を順守させるため給水契約の締結を留保したことが水道法15条1項にいう拒んだ行為に当たるとされた事例 2 水道法15条1項にいう「正当の理由」が認められないとされた事例
靖国公式参拝により信教の自由、宗教的人格権及び平和的生存権が侵害され精神的苦痛を被ったとして国に対してなされた国賠請求が棄却された事例
栃木県公文書の開示に関する条例に基づいてした知事交際費現金出納簿の閲覧等の申請に対する非開示決定の取消請求が全部棄却された事例
《解 説》
借地権者から堅固な建物所有を目的とする賃貸借への借地条件変更の申立てがなされた場合には、裁判所は、借地契約の残存期間を含めた一切の事情を考慮して裁判をすべきものとされている(借地法八条の二第四項)が、借地契約の残存期間が短く、地主側が期間満了の際に更新を拒絶する意向を示している...
供述者が国外にいるため、刑訴法321条1項2号前段によりその検面調書に証拠能力が付与される場合におけるいわゆる信用性の情況的保障の要否(消極)
1 腹部の手術前後に発生した患者の腸の穿孔につき、間接事実によって執刀医の手術中の何らかの過誤によるものと推認した事例 2 手術中に患者の腸に穿孔を生じさせた医師につき、その過誤のみで直ちに損害賠償責任を負うのではなく、自己の過誤により危険な状態を生じさせたことに留意し、右過誤に起因する症状に対する最善の治療に努める義務があったと判示した事例
逮捕状の発付を得ていない段階で被疑者を警察署に連行し、引き続きなされた逮捕状の執行手続には重大な違法があるから、本件勾留請求はこれを却下すべきものである