14歳から2歳までの実子4人をマンションに置き去りにし、うち1人を栄養失調症にさせた母親について、保護者遺棄、同致傷罪の成立が認められた事例
再製された公図の地番表示に過誤があり、また、同時に作成された町地図にも同一の過誤があったのに、登記官においてこれを看過し、町への通知を怠るという過失があったため、町地図の記載を信じて買い受けた隣接地を自己所有地として占有してきた者に10年の取得時効が認められ、かつ、右時効取得により所有権を失ったもと所有者から国に対する損害賠償請求が一部認容された事例
昭和61年4月に施行された岡山県議会議員選挙当時における同県議会議員の定数配分が憲法14条1項、公職選挙法15条7項に違反しないとされた事例
1 人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律3条1項にいう「工場又は事業場における事業活動に伴って人の健康を害する物質を排出し」の意義
2 人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律3条の罪が成立しないとされた事例
3 工場において原料の液体塩素の受入れ作業に従事していた未熟練技術員が過失により塩素ガスを放出させて起した事故につき右技術員を受入れ担当の班に配置した製造課長と班の責任者にも業務上過失傷害罪が成立するとされた事例
無線配車指示の拒否、上司に対する暴言を理由とするタクシー運転手に対する諭旨解雇が権利の濫用に当たり無効であるとされた事例
交通事故後の被害者の自殺が事故によって通常生ずる結果といえないし、予見可能でもなかったとして、相当因果関係が否定された事例
複数の車両を所有権留保付で売り渡した場合、買主が代金の支払を怠ったため約定に従って契約を解除、査定して残代金に充当した結果売主が負担した剰余金債務が破産法104条2号但書所定の前に生じた原因によるものとして他の車両の残代金債権(損害賠償債権)と相殺することは許されるか(積極)
免許停止処分の理由となった交通事故が刑事裁判で無罪となった場合において右処分歴に基づく非反則者に対する公訴の提起が適法であるとされた事例