1 併合罪の各一部につき第一審、控訴審および上告審において順次無罪の判決があった場合の刑事補償請求の期間
2 併合罪の各一部につき第一審、控訴審および上告審において順次無罪の判決があった場合の刑事補償の管轄裁判所
X会社が訴外会社に対し、債務の支払いに代えてした代物弁済契約およびその後の右両社間の右代物弁済物件の買戻し契約につき、前者を譲渡担保契約、後者を担保物件の買戻し契約と解してされたX会社の法人税の減価償却額の主張を排斥し、右各契約のさいにそれぞれ右代物弁済物件につき所有権の移転があったものであり、右各契約は別個独立の契約であるから、買戻し価額に基づいて減価償却額の算出をすべきであるとされた事例
1 日本人妻から日本居住のフイリピン人夫に対する離婚請求事件につきわが国の国際的裁判管轄権を認めた事例
2 右離婚請求事件につき、法例30条の公序則を適用して、日本民法により離婚を認めた事例
3 右離婚請求事件につき、未成年子の親権者指定の準拠法たるフィリピン共和国民法中、法定別居判決のさいにおける未成年子の監護権者の指定に関する106条3項の趣旨を類推適用して子の利益を考慮し、母である日本人妻を親権者に指定した事例
貯水池の堤高を3・6メートル嵩上げしたことと貯水池周辺住宅の湿潤化との間に因果関係があるとして、市に国賠法2条1項の責任を認めた事例
猟銃で近隣者9人を次々に殺傷した精神分裂病者の行為につき、心神喪失を認めて無罪を言い渡した一審判決を破棄し、心神耗弱と認定して無期懲役を言い渡した事例
弁護人に判決書謄本を交付した後、判決書の一部を変更して原本を作成し直し、記録に編綴していた場合における原判決の破棄理由
囲繞地通行権確認訴訟において、原告が主張する通路と裁判所が相当と認めた通路とが一部重複していても、右両通路には同一性がないとして、請求を全面的に棄却した事例
被告らの標章使用が、フランス法人ラコステおよびその日本におけるライセンシーである原告らの商標権もしくはその専用使用権を侵害する態様を備え、また原告らに対する不正競争防止法上の商品主体混同行為に当たるとしながらも、被告らの当該行為は、原告ラコステの支配下にある米国企業により厳格な品質管理・標章使用のもとに製造された商品の輸入販売行為に基くものであり、原告らの商標の出所識別および品質保障の各機能を害しないから実質的違法性を欠き、いわゆるただ乗りの不正競争行為にもならないとして、差止請求が棄却された事例
継続年度の特許料の納付期限内納付のみならず、追納期間内の割増特許料の納付もなく、当該特許料納付期限の経過とともに特許権は消滅したのであるから、その消滅後に提出された特許料納付書に関する不受理処分の取消しを求める訴は、訴の利益を欠き不適法であるとして、却下された事例
店舗の賃借人の賃料提供の遅滞および賃借権の譲渡または転貸が、賃貸人に対する背信行為にあたらないとして、裁判上の和解調書についてされた執行文の付与が違法とされた事例
交通事故の被害者の頚椎損傷が既往症や過去の交通事故と競合している場合、症状固定と診断された症状の限度において右事故と相当因果関係があると認めるのが相当であるとされた事例
不動産の売買契約の交渉段階において、売主側が買主側に対して「売渡承諾書」を交付した場合であっても、売買契約が成立したとは認められないとされた事例