債権者、債務者および第三債務者間において、第三債務者の債務者に対する支払いは債務者指定の口座に振り込む旨の合意が成立したにかかわらず、第三債務者が債務者に直接支払ったため、債権者の債務者に対する債権が満足を受けられなくなった場合において、第三債務者が右合意のさい、債権者債務者間の債権担保目的利用関係を知っていたなど判示事情があるときには、第三債務者は、債権者に対し過失による不法行為責任を負うとした事例
1 電気事業法41条1項の規定に基づく認可処分の取消訴訟における附近住民の原告適格の有無
2 油輸送管の強度、設備、安全対策等にかんがみ、附近住民には被害を受ける蓋然性がなく前項の処分の取消しを求める訴えの利益を有しないとされた事例
担保権実行としての不動産競売において、競売申立て債権について、債務者から委託を受けて連帯保証をなした者が、買受け申出人となることができるか(積極)
9歳男児の死亡事故において逸失利益を算定するについて賃金センサス18ないし19歳男子労働者の平均賃金を基準とし年別ホフマン式によるのが妥当であるとした事例
自筆証書遺言の作成に第三者の手が添えられた場合でも、添手が遺言者の筆記を容易にする程度に止まり、筆跡鑑定によって遺言書の筆跡が遺言者の筆跡であることが認められるときには右遺言は、有効であるとされた事例
し尿浄化槽清掃業の許可についての廃棄物の処理及び清掃に関する法律9条(昭和58年法律第43号による改正前のもの)にいう許可は自由裁量処分ではない
1 検察官の取調べが適切、かつ妥当なものであったとはいい難いが、右取調べが全体的に違法なものとなるとはいえない等として自白の任意性が肯定された事例((1)決定、(2)決定)
2 証拠決定に対する異議の申立てが時機に遅れたものとして却下された事例((3)決定)
3 いわゆる2号書面の特信性が肯定された事例((4)決定)
父に対する死後認知の訴訟において、訴訟参加をなし得る相続人が責めに帰すべき事由なくして認知訴訟の係属を知らず、参加その他の方法で事件の審理に関与する機会を与えられなかったときは、民訴法420条1項3号、425条の類推適用により再審請求をすることができる