「医薬品」の意義と憲法21条等 1 薬事法2条1項2号にいう「医薬品」の意義と憲法31条、21条1項、22条1項 2 薬事法2条1項2号にいう「医薬品」にあたるとされた事例
自動車保険普通保険約款に、加害者の保険会社に対する保険金請求権は、加害者と被害者との間で損害賠償額が確定したときに発生し、これを行使することができる旨の規定があっても、被害者が加害者に対する損害賠償請求と保険会社に対し加害者に代位してする保険金請求とを併合して訴求している場合には、右保険金請求訴訟は将来の給付の訴えとして許される。
債権者が漢方製剤の薬方名に付して使用する商品番号は、自社商品の品名表示機能を有するにとどまり、不正競争防止法1条1項1号における、いわゆる商品表示としての自他商品識別機能は備えないとして、同一商品番号を使用する他のメーカーに対する差止請求が排斥された事例
株式の譲渡につき取締役会の承認を要する旨の定款変更がされ、会社が公告した株券提出期間が満了して旧株券が無効になったのちも、新株券が発行されていない場合は、右期間経過前に株券を適法に譲り受けた株主は会社に対して有効な株券の呈示なしに名義書換の請求ができるとした事例
医師である兄弟間の病院の経営権および建物の所有権の帰属に関して生じた争いについて、所有権、経営権の帰属とそれに伴って発生した不法行為の成否につき、間接事実によって右各事実を認定した事例
雇主の実母をハンマーで殴殺して現金を強取した上、犯跡隠蔽のため、犯行現場(現住建造物)に灯油を散布して点火しその大半を焼燬した事例について、第一審の死刑判決を破棄し、無期懲役を言渡した事例
1 宅建業者が、土地建物の売買の媒介にあたって依頼者に請求できる広告の料金に相当する額とは、報酬の範囲内でまかなうことが相当でない多額の費用を要する特別の広告の料金を意味するとした事例
2 宅建業者が、土地建物の売買の媒介にあたって広告の料金に相当する額を請求できるのは、特に依頼者から広告を行うことの依頼があり、その費用の負担につき事前に依頼者の承諾があった場合、又はこれと同視することのできる事後の承諾のあった場合に限るとした事例
ビルの電動シャッターの操作につき、その開閉が内部からのみなされるようになっていた場合に、右シャッターの外側から腕を差しこんで内側のスイッチを押したことによる右上腕切断等の傷害につき、不法行為責任が否定された事例
贈賄被疑事件の新聞報道が事実に反するなどとして名誉毀損の成立を認め、新聞社に対し90万円の損害賠償の支払を命じた事例
フォークリフト車上の鋳鉄管を、これに横づけされたトラックに積込む作業中に起きた事故が、右フォークリフト車の運行によって惹起されたものであるとして、自賠法3条の損害賠償責任が認められた事例
昭和46年2月出生児についての未熟児網膜症訴訟において、医師が医療水準を超える知識を有するとしてこの基準による過失を肯定し、一審判決を覆して約2、000万円の損害賠償を命じた事例
1 類似商標の使用につき、登録商標権者に対抗できる、いわゆる先使用の要件としての、需要者の間に広く認識されているといえるためには、1県及びその隣接県の一部程度にとどまらず、相当広範な地域において認識されることを要するとして、先使用権の抗弁が否定された事例 2 登録商標者からする類似商標の使用に対する差止請求が権利濫用に当たるとして否定された事例
クレジットを利用して商品を販売した業者に債務不履行がある場合において、売主と買主間で売買契約が合意解除されたときは、買主とクレジット会社間の立替払契約も合意解除されたものと推認され、買主は立替金の償還義務を免れるとされた事例
賃借人が、社員寮として使用する目的で賃借した建物に施した増改築が、右建物を使用する上で有用なものではあるが、右賃貸借契約の内容、増改築の経過、態様等に照らし、当該賃貸借関係における信頼関係を破壊する不信行為にあたるとして、賃貸人による賃貸借契約の解除が認められた事例
営業所長名の手形の裏書をした者は、会社の裏書としては不適式であっても、他人をして会社の真正な裏書であるとの誤信を生じさせるおそれがあるので、権限なくこのような裏書をしたことにより他人に生じさせた損害を賠償する義務を負うとした事例