入札参加者甲乙らが談合の上甲に落札させ、乙がその代償として甲から落札工事の一部を下請する旨約束することは、公序良俗に反する事項を目的とするものとして右約束の履行に代る損害賠償請求が棄却された事例
商品取引員がいわゆる仕手の買建の注文に応じなかった行為が仕手とは別に買建をしていた者に対する不法行為にあたらないとされた事例
檻から解かれ県道上に飛び出した犬が通行人に吠えかかっていた際、通りかかった原付自転車と接触し運転者が転倒負傷した事故につき、飼主に犬の保管責任を認めた事例(過失相殺4割)
1 不登法44条の保証書作成者に対する調査義務免除の可否(消極)
2 不登法44条の保証書作成者の賠償責任額を損害額の1割弱に限定した事例
執行抗告申立書が直接抗告裁判所に提出された場合、抗告裁判所は民事執行法10条の迅速処理の立法目的及び原裁判確定時期の早期確知の効果にかんがみ、かかる執行抗告を原裁判所に移送せず却下すべきものとした事例
公道利用権等を被保全権利としてアフリカ・サファリ富士自然動物公園の営業を迂回路完成まで禁止する旨の仮処分申請が、交通渋滞、申請人の営業への影響その他仮処分の必要性の疎明なしとして棄却された事例
被害者らによる不正の侵害行為を認定しながら、被告人の行為は憤激の余り積極的に攻撃を加える意図のもとになされたものであるとして、防衛行為に該当しないとした事例
酒に酔って自転車に乗って交差点で転倒した者をでい酔者として保護する際警察官がした実力行使が違法であるとし国家賠償請求が認容された事例
新幹線の列車内で飲食物等の販売の業務に従事していたアルバイト学生が、深夜右勤務を終え、同僚と共に使用者の設けた宿泊所に帰る途中、歩道上の公衆電話ボックス内にあった毒入りコカコーラを同僚が拾い上げたので、これを右宿泊所に持ち帰って飲んだために死亡した事故につき、使用者に安全配慮義務違反等による損害賠償責任がないとされた事例
釜ケ崎越冬闘争実行委員会(越冬実)が釜ケ崎地区の労働者に夜食の弁当を支給し、その代表者がハンドマイクを使用して大阪市当局を糾弾する旨の演説を行ったところから、これを阻止しようとした警官隊が労働者側と対立状態となったところ、その際に警察官が右越冬実のメンバーの1人に暴行を加え、傷害を負わせたとして、大阪府に対する国家賠償請求が認容された事例
1 韓国内で締結された債務引受契約につき日本法を準拠法とする黙示的合意があったと認められた事例
2 ウォンをもって債権額を指定し、かつ、これを日本円に換算して支払う合意がなされた場合につき、その換算率は、履行地の現実の支払時期の換算率によるべきものとした事例