1 国家賠償法施行前にされた違法な有罪の確定判決に基づく刑の執行が同法施行後にも及んでいる場合と国家賠償請求の可否
2 判決の違法を理由とする国家賠償請求の除斥期間の起算目
3 再審によって事実誤認として覆えされた有罪判決に関与した裁判官の行為に違法があったとはいえないとされた事例
自動車販売会社から所有権留保の特約付割賦売買契約に基づいて引渡を受けた自動車を金融業者に対し自已の借入金の担保として提供した所為が横領罪に該当するとされた事例
1 合意管轄の法定代位弁済者に対する効力
2 民訴法21条の適用範囲
3 提訴から約8年経過後に民訴法31条により、職権で移送をした事例
公営運動場の万年塀の一部が運動場利用者の行為によって落下し、見物客が受傷した事案につき、営造物の設置、管理に瑕疵があったとした事例
金融機関の職員の事務処理上の不手際によって生じた事故を原因として発生した紛争につき金融機関がした告訴が違法でないとされた事例
セメント製U字管の粉末による眼痛等に対する処置が不適切であったとし、その視力障害の結果について、医師の債務不履行責任を肯定した事例
1 連帯保証契約の自称代理人がその親である本人の印鑑証明書を持参した場合においても、相手方は本人に連帯保証の意思の有無を確認すべき義務があるとして、その確認を怠った相手方につき代理権ありと信ずるにつき正当な事由があるとはいえないとした事例
2 無権代理人による連帯保証債務の請求を受けた本人が履行方法について話合いをする旨回答したうえ、主債務者の破産財団から配当を受領した残額について請求して欲しい旨の申入をしたとしても、右の無権代理を追認したとはいえないとされた事例
賭麻雀の賭金の支払にあてることを知りながら金銭の貸与がなされた場合であっても、それが単に使途を容認したにすぎないなど判示の事情があるときは、不法原因給付に当らないとされた事例
リース業者がリース契約を解除してリース物件を期間満了前に引揚げた場合には残存期間のリース物件の利用価値はユーザーに返戻すべきであるとされた事例
人の名誉信用を毀損すべき内容の新聞報道が専ら公益を図る目的でその者にかかる恐喝被疑事件の捜査担当の刑事課長からの公式発表とその際に交付されたメモに基づきなされたことを理由に右報道が不法行為にあたらないと認められた事例