身体の部位の機能障害とこれより派生した神経症状が医学的にみて1個の病像と把握される場合と労働者災害補償保険法施行規則14条3項
適正な損害額が自賠責保険の支払額より大きいときは、その差額は自賠責保険の限度額内である限り、任意保険の負担となるものではなく自賠責保険の負担となる
日本人(子)から韓国人(亡父)に対する認知の訴につき、「父がすでに死亡しているときは、子はその死亡を知った日から1年間に認知の訴を提起できる」旨の韓国民法864条の規定を適用することは、公序に反するとして、右の規定の適用を前提とする本案前の抗弁を排斥した事例
旅行業者が参加者を募集して行った外国団体旅行において、帰路の予定航空便が確保できなかったため、参加者の承諾を得ないで他の便に振り替え、日程の一部を変更したことが、債務不履行(不完全履行)に当るとして、旅行業者に慰藉料の支払いを命じた事例
保証人の預金債権につき差押命令が発送されたときは主債務者の負担する一切の債務が当然に期限の利益を失う旨定めた銀行取引約定書5条1項3号が有効とされた事例
父母の協議離婚により親権者の父と同居していた子(7歳及び5歳の男児)をその母が無断で連れ出して父のもとへ帰さなかった事案につき、母に対し子を請求者(父)に引渡すべき旨を命じた事例
未熟児網膜症医療過誤訴訟において、患者の家族等に説明し新療法受療の機会を与えるべき義務の違背があるとして、担当医師及び病院の責任をともに肯定した事例
無権代理人が禁治産者の後見人になった場合においてさきになされた無権代理行為の追認の拒絶が信義則上許されないとされた事例
幼児が道路から河川に転落溺死した事故につき、道路の管理者と河川の管理者の双方に管理の瑕疵があったとして損害賠償責任が肯定された事例
中央卸売市場の仲卸業を営む株式会社が、内部的に取締役数名の各個人企業の集合体のように運営されている場合につき、会社の法人格否認の主張を許さず、会社取締役名義の取引許諾が名板貸に当たり、かつ各取締役は番頭に当たるが、取引金融機関が右内情を知っていたとして会社に対する貸越金請求を棄却した事例
1 旧著作権法(明治32年法律第39号)30条1項2号にいう引用の意義 2 他人が著作した写真を改変して利用することによりモンタージュ写真を作成して発行した場合と著作人格権の侵害
1 同一小売市場内における競合関係の商品の販売につきその差止請求が否定された事例 2 信用、名誉を侵害する行為につき差止請求の認められた事例
民訴法31条にいう「著キ損害文は遅滞ヲ避クル為必要アリ」と認めるべき場合にあたり、訴訟を移送するのが相当であるとされた事例