1 商法204条ノ3第2項所定の純資産額の算定にあたり税法上損金算入が認められる「価格変動準備金」「特別償却準備金」を積極財産から控除すべき消極財産に含めることの可否(消極) 2 商法204条ノ3第1項に基づいてされた現実の供託額が同条ノ3第2項所定の供託額に不足してもなお有効とされた事例 3 商法204条ノ3第2項所定の供託額が有効とされる場合と株式の売買価格および株式移転の時期
技術思想が開示されているというためには、当該文献にその構成が記載されていればよく、日的・作用効果まで記載されていることを要しない
出願意匠は、引用意匠と、目につき易くまた照明具としての機能上注目される全体の形状が多角状のほぼ球形である点共通しており、横ひごの表わし方の違いが、その共通点から生ずる印象を破るほどの差異を生じないので、類似するとして、登録拒絶審決を維持した事例
メーカーとユーザーとの間に中間売買人が介入して取引がなされた場合においてメーカーがユーザーの指示により中間売買人との間で定められた納入場所と異る場所にした物品納入が債務の本旨に従った履行とはいえないとされた事例
編隊飛行中の自衛機の墜落事故について 1 編隊の指揮権限を有する編隊長は、国の編隊員に対するいわゆる安全配慮義務の履行補助者であって、その飛行中の編隊の指揮統率に関する過誤は国の右義務違反と評価される 2 遺族の慰薯料、葬祭費、弁護士費用の各請求につき、入身事故による損害は当該事故によって生じた被害者の死亡それ自体をいうものであって、各損害項目は右損害算定のためのひとつの資料にすぎぬとして、これらを遺族が相続したものとし、 3 遅延損害金は、不法行為の場合と同様事故時から発生する、とした事例
資本金1億円未満の株式会社の取締役が会社に対し訴を提起した場合において、商法特例法24条による会社代表者が選出されていないときに受訴裁判所がとるべき措置
一般投資家Xが、東西の証券取引所Y1、Y2を相手どりY1、Y2は特定の株式売買取引に際し、第三者A、Bの相場躁縦を故意又は過失により看過し、よってXに対し損害を与えたという損害賠償請求訴訟において、Xは、売買申告・照合書及び売買契約照合書の提出命令申立てをしたが、右各文書は民訴法312条3号の文書にあたらないとされた事例
カーテンレールの出願意匠が、長手方向開口部において左右の対称性を欠いている点、その左右対称である登録引用意匠に対し、明確な識別性があるので類似しないとして、類似を根拠とする登録拒絶審決を維持した事例