1 他人の物を買い受けた者はその物の所有権移転義務不履行による損害賠償債権をもってその物を留置しうるか(消極) 2 占有取得後、過失により自己に占有権原がないことを知らない状態となった後その物に関して債権を有するに至った者と民法295条2項の適用(積極)
1 埋立地の売買がいわゆる数量指示売買であるとされた事例 2 売買目的土地の面積が不足する場合における買主の損害賠償請求の範囲
受訴裁判所において、民訴法339条の過料の裁判がなされないまま訴訟が当該審級を離脱したことは同法420条2項後段の場合にあたるか
不動産の買付仲介を依頼された宅地建物取引業者が自己が探知・調査した物件を依頼者に案内し関係者に引き合わせるなどして売買に関与した場合、仲介料の請求を認めかつ相当額を算定した事例
1 沖縄群島内の土地に関する「土地所有権の取得時効の特例に関する立法」2条の法意 2 「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律」66条の法意
賃貸人側の建物使用の必要性と賃借人側の明渡により被むる不利益とを比較考量した上賃貸人のした解約の申入れに正当の事由がないとされた事例
根抵当権設定登記に登記原因として手形取引契約又は手形割引契約に基づく根抵当権設定契約と表示された場合と第三者に対抗しうる被担保債権の範囲