1 訴訟上の和解の和解条項が解除条件付であるとされた事例 2 右解除条件が成就した場合、もとの訴訟の係属の有無(積極)
1 職務質問の適法性の限界 2 職務質問に付随する所持品検査が適法とされる要件 3 犯罪捜査のための個人の容貌・姿態などの写真撮影が適法とされる要件
1 企業施設で貸与された労組事務所に組合員部外者が立入ることを使用者において制限することは、施設の管理維持、業務遂行などの合理的理由のない限り許されないとした事例 2 使用者が労組事務所掲揚の組合旗をもち去り組合役員らの事務所立ち入りを禁じたのが、違法行為とされた事例 3 右行為を理由とする損害賠償請求につき動労の地本、同支部に権利の主体性を認めた事例 4 右行為を理由とする団結権侵害による無形損害につき、金銭賠償によらず、公労委のあっせん等自主的健全な労使慣行の形成によって解決が図られるべきものとして、金銭賠償請求が棄却された事例
水田に除草剤農薬PCPを散布したことにより、右農薬を含む水が水田から流出して養鱒場に流入し、鱒が死滅したものとして、養鱒業者の農家に対する損害賠償請求を認容した事例
被告が自動二輪車に被害者を同乗させるに際し「事故になっても責任は持てないよ」といったところ、被害者が「いいよ」と答えて無償好意で同乗した場合の事故につき、損害賠償請求権の事前放棄ないし免責にあたらないと判断した事例