1 憲法21条と意見広告掲載の自由 2 国民主権と政党の政治的責務 3 政党の政策や政治的姿勢に対する論争・批判等が違法と評価される基準 4 政党の社会的評価を低下させるおそれのある意見広告の掲載について、右基準に照らして違法性を欠くものとし、不法行為の成立を認めなかった事例
ハイヤーの乗客の一人がドアーを開いて降りようとしたところ後方から来たタンク車がハイヤーのドアに接触して他の乗客が負傷した事案につき、ハイヤーの運転者に注意義務違反の過失ありとし、タンク車には免責が認められた事例
常習賭博被疑事件の勾留が一罪一勾留の原則に反し、また刑訴規則142条1項8号に違反する逮捕にもとづくことを理由に取消された事例
1 田、あぜ、堤等に放置された農業用古ビニールと市の清掃、収集義務 2 右古ビニール等が河川に流入し、河床に堆積した場合の国、県知事の河川管理義務 3 逸失利益の算定が著しく困難な場合、これを慰藉料額に含めて請求することの可否
スクラムを組んで急行列車の発車を阻止した国鉄職員の争議行為が、労組法1条2項により正当性ありとした原判決を破棄し、法秩序全体の見地からこの争議行為につき違法性ありと判断した事例