1 法内超勤義務を発生せしめる法的根拠 2 時間外労働協約に規範的効力を認めなかった事例 3 超勤拒否が権利濫用とならない事例 4 超勤拒否による口頭注意が違法であるとして使用者たる国に慰藉料5000円の支払いを命じた事例
金融業者が父名義の裏書を偽造した長男の持参した手形を割引きもしくは手形貸付をした場合につき、手形裏書の真否を調査することを怠った過失があるとして、損害賠償額の算定について斟酌した事例
1 「ヒグマ」の縦覧施設の設置・管理に瑕疵があったとされた事例 2 柵を乗り越えて「ヒグマ」に接近して受傷した小学三年の児童についての過失の程度を約5割とした事例
「粉状鉱の排出設備を具えた焼結鉱冷却装置」に関する特許権につき引用文献の奥付が昭和35年9月30日となっていても、現実の発行は特許出願後の同年10月27日であったことに当事者間に争いなく、特許無効とした審決が取消された事例
「軟質塩化ビニールパイプの包装」に関する実用新案権について、その登録を無効とした審決を是認する判決確定後5年を経過したのちの再審請求の訴は不適法として却下されるべきである
後退車の後方安全確認義務違反を否定し、事故発生の責任は前方注視義務と通行区分遵守義務に違反した自動二輪車側にあるとした事例
1 在留外国人の在留期間の更新の許否に関する法務大臣の権限 2 在留外国人の政治活動を理由とする在留期間の更新不許可が法務大臣の裁量の逸脱になるとされた基準