1 機関部がなくみずから航行する能力のない積荷用艀が商法684条1項にいう船舶にあたるとされた事例 2 海難救助料請求訴訟を追行していた船長が死亡し後任船長の存否不明の場合、本人である海員が訴訟手続を承継することが許されるか(積極)
逸失利益算定にあたり、現実には就労しているが、後遺症の程度・経歴・技能・就労状態等を総合検討し、稼働可能期問を通じ、被害者が、就労収益能力の9割を喪失したものとした事例
処分清算型の停止条件付代物弁済契約を締結した債権者が目的不動産を第三者に売却した場合における債務者の取戻権喪失の時期
1 追突事故につき被追突者の過失を6割とした事例 2 外傷頚部症候群の傷害事故につき、休業期間を2年間、後遺症にもとづく逸失利益を7年間、50%喪失とした事例
センターラインオーバーの単車と衝突した対向車にも制限速度内で進行し、前方を注視して、適切な結果回避の措置をとる余地があったとして、対向車に自賠法3条但書の免責を認めず、65%の過失相殺をした事例
船内内装作業中表面が剥離し雨にぬれた投光器を使用したことによる感電死傷事件につき過失相殺により損害額を3分の1に減額した事例