代物弁済予約の完結に基づく目的不動産の本登記および明渡の各義務についていわゆる清算金の支払との同時履行関係を認めた事例
横断禁止場所の停滞車輌の間を横断中の歩行者とセンターラインを越えて対向車線上を走行中の車との接触事故につき、過失割合を5対5とした事例
1 死亡慰藉料450万円とした事例 2 直進車と同方向への左折車との接触事故につき、過失割合を5対5とした事例 3 娘婿に自動車を提供して土砂運搬業を営ませ収入を得ていた事案につき、逸失利益算定の収入とはいえないとした事例
2 旧都市計画法に基づく都市計画事業の起業者の意義及び損失補償の増額を訴求するには裁決中の補償額の変更を求めることなく直ちに増差額の給付を求めうるか
薬剤を指定商品にする三角フラスコの図形中に「OHTA」の文字を記した商標の登録出願について、引例の「OHTA ISAN」とは「オータ」の称呼を共通にし、拒絶相当の審決を是認した事例
1 破産法374条に規定する罪の本質は破産原因罪であって、支払停止、支払不能または債務超過等の破産原因をひきおこす行為の処罰を目的とするものであるから、破産宣告確定後の行為は処罰の対象とならない 2 破産法378条の行為主体に破産管財人は含まれない
1 公判期日直前、私選弁護人が格別の理由を示さずに辞任することは許されるか(否定) 2 被告人が国選弁護人の出廷を望まない場合には、国選弁護請求の意思の抛棄又は撤回と見る余地があり、弁護人の不出廷を捉えて国選弁護の保障が完うされていないとか防禦権の侵害があるという資格はない 3 国選弁護人が被告人らの言動により出廷不能の心境に陥り、出頭しなくなった場合、不出廷のまま実質審理をすることは憲法37条3項に反するか(否定)