道交法36条3項の「幅員が広い道路から当該交差点に入ろうとする車両等があるとき」とは、狭路進入車が交差点に入り、交差点内に在る間に、広路進入車が交差点に進入することになる場合も含まれるとした事例
近親者が付添看護し、勤務を休業したため逸した利益のうち、一日1、000円をこえる部分を、特別損害として請求を斥けた事例
1 会社更生法(昭和42年法律第88号による改正前のもの)112条、241条、会社更生法213条、242条と憲法29条1項、2項 2 会社更生法(昭和42年法律第88号による改正前のもの)125条、147条、237条、241条、会社更生法213条、 242条、243条と憲法29条2項、32条 3 会社更生法(昭和42年法律第88号による改正前のもの)244条と憲法14条1項
「重畳高周波数励磁電流での錐状体記録」という発明の特許出願について、特許請求の範囲の記載がきわめて拙劣晦渋難解のそしりを免れないとしても、明細書の記載を綜合して理解可能であるから、審決は発明の要旨の認定を誤まったとして審決を取り消した事例
「回転接手」の登録実用新案についての登録無効審判において無効理由として挙げられた引用例の技術内容に関する認定を誤まったとして審決を取り消した事例
タクシー会社の労働争議において、組合側が、会社のタクシーの車検およびキーを抑留保管しあるいはタクシーの車輪を取りはずすなどする行為の正当性
婚姻費用の分担額を算定するにあたり、実家の家業を常時手伝いその代償として扶養を受けている妻について、無職無収入とみるよりは家族従事者として相当の収入を得ていると評価するのが相当であるとして、消費単位、世帯人員別標準生計費等の統計により、申立人の収入額を推算し、相手方の分担すべき額を算定した事例
被相続人の賃借家屋について、相続人6名中の1名が、賃貸人との間で調停したことにより、遺産分割または他の相続人5名の相続持分権放棄にならないとした事例