1 刑訴法447条2項にいう「同一の理由」にあたらないとされた事例 2 同法435条6号にいう「証拠をあらたに発見したとき」にあたるとされた事例 3 同法435条6号にいう「明らかな証拠」にあたらないとされた事例
文房具等を指定商品とする「スパイラルカレッヂ」という商標登録出願について既登録商標「カレッジ」があることをもって拒絶相当とした事例
1 「雷おこし」が標章中にとり込まれている場合と特別顕著性(第一判例) 2 指定商品おこし他について「かみなり」という登録商標と普通名称「雷おこし」(第二判例)
1 交差点における、明らかな広路進行車と、狭路を進行して、右折しようとした車の衝突事故につき、広路進行車側の免責の主張を斥け、過失割合を40%とした事例 2 事故時酒類等の販売店経営名義者ではあったが、事実上経営は娘婿らにまかせていた被害者につき、労働能力喪失による逸失利益損害はないとした事例
1 得べかりし利益の喪失による損害額の算定と租税額控除の要否 2 一部請求の趣旨が明示されていない場合の訴提起による時効中断の範囲
1 不動産の所有者が他人名義を使用して不実の登記を経由した場合における民法94条2項の類推適用 2 民法94条2項にいう善意の第三者
1 昭和24年岐阜県条例第28号行進又は示威運動に関する条例の許可を要する集団行進にあたるとするために必要な参加人員 2 右条例5条にいう集団行進を「組織し」ということばの意義
遺産分割をなすに際しての遺産評価は相続開始当時においてなさるべきであるが、被相続人が死亡した40余年以前の評価をすることは望み得ないので、分割時に直近する市町村長のなす固定資産評価額より評価比を求め、これと一定時の鑑定価額等その他一切の事情を総合考慮して遺産の分割をなした事例
Y字形交差点での自動二輪車と軽四輪乗用車の衝突による二輪車後部座席同乗者傷害事故につき、事故は二輪車運転手の一方的過失に基づくとし、乗用車側の免責を認め、なお、受傷者は、事故地点に至る迄の間、右二輪車を走行させながらその運転を、事故時運転手と極めて危険な方法で交互に替って当るという曲乗りをしていたことを認定のうえ、右行為を事故の潜在的な原因と評価し、20%の過失相殺をした事例
自動車により婦女を他所へ連行したうえ強姦した場合につき同女を自動車内に引きずり込もうとして暴行を加えた時点において強姦行為の着手があるとされた事例