＜新判例評釈　１４１＞１　詐欺罪の成立と財産的処分行為の要否　２　被欺罔者と財産上の被害者が同一人でない場合の詐欺罪の成立要件　３　いわゆる訴訟詐欺の事案につき詐欺罪が成立しないとされた事例

石原明   

＜新判例評釈　１３７＞清算型代物弁済予約と公序良俗違反による無効

賀集唱   

福岡地裁昭45.3.26

賃貸アパート浴室におけるプロパンガス爆発につき、右浴室の土地の工作物としての設置の瑕疵を認めた事例

東京高裁昭45.3.26

強盗致死罪において暴行と死亡との間に相当因果関係が認められないとされた事例

大阪高裁昭45.3.26

１　手形の裏書欄の取立委任文言の抹消の効力　２　割引のための譲渡裏書にもかかわらず取立委任裏書の形式が採られた場合における当該裏書の効力

最高裁一小法廷昭45.3.26

民訴法２６２条に基づく調査嘱託の結果の証拠調

横浜地裁昭45.3.26

１　路上の駐車は自賠法３条の運行の概念に含まれると判断した事例　２　夜間暗闇の中に駐車している車に追突死亡した者の過失を７０％と認定した事例

仙台地裁昭45.3.26

法人格否認の法理を適用し、子会社の賃金債務につき親会社に仮支払を命じた事例

仙台地裁昭45.3.26

親会社が、子会社に対する債務名義に基づく強制執行につき、民訴法５４９条の第三者にあたらないとされた事例

最高裁一小法廷昭45.3.26

１　詐欺罪の成立と財産的処分行為の要否　２　被欺罔者と財産上の被害者が同一人でない場合の詐欺罪の成立事件　３　いわゆる訴訟詐欺の事案につき詐欺罪が成立しないとされた事例

最高裁一小法廷昭45.3.26

要素の錯誤による意思表示の無効を第三者が主張することが許される場合

代物弁済予約判例法の発展ー最高裁昭４５・３・２６判決の意義ー

瀬戸正二   

最高裁一小法廷昭45.3.26

１　債権担保のために締結された売買予約の解釈　２　売買予約の形式をとる債権担保契約につき仮登記を経由した債権者から本登記をするについての承諾を訴求された後順位利害関係人の地位

最高裁一小法廷昭45.3.26

清算型代物弁済予約と公序良俗違反による無効

大阪高裁昭45.3.27

市職員組合と市当局との時間外勤務に関する紛争の過程において生じた暴行事犯につき実質的違法性を欠くとしてその罪責が否定された事例

東京地裁昭45.3.27

電話交換手を休職解除後総務課員に配転し雑用に服せしめたことが契約違反ないし配転権限の濫用とされた事例

東京地裁昭45.3.27

外国法人を被告とする委任契約上の債務不履行による損害賠償請求の国際的裁判管轄

＜新判例評釈　１３０＞国道上を走行中のバスが地すべりのため海中に転落した事故につき国の賠償責任を認めた事例ー昭和３７年の函館バス海中転落事故事件判決ー

宮原守男   

大阪高裁昭45.3.27

売買土地の地番本来の範囲について契約当事者双方が共通に誤解している場合と「要素の錯誤」

東京地裁昭45.3.27

１　共同不法行為者間の負担割合確認訴訟の弁論と右共同不法行為者に対する損害賠償請求訴訟の弁論とを併合しなかった事例　　２　中古車の価格算定例