1 相続人の一人が相続に関する遺言書を隠匿し相続人の欠格事由に該当すると認められた事例 2 民法884条にいう「相続権を侵害された事実を知った時」に該当しないと認められた事例
1 原因判決後、請求数額を変更すること乏の可否 2 いわゆるべース・アップは死者の逸失利益算定の基準となるか 3 休車損の算定例 4 弔慰金の性質
1 抵当権実行のためにする不動産競売手続と民訴法656条の関係 2 抵当権実行のためにする不動産競売手続において一括競売をなすべきではないとされた事例
高校の同級生が運転する自動車に無償で同乗中相手方自動車との衝突事故により傷害を負った同乗者と相手方との間の損害賠償請求事件において、右同乗者の慰藉料を算定するにあたり、右同級生の運転上の過失を斟酌した事例
被告人の車両が駐車中の大型バスによって右方に対する見とおしの悪い交差点を徐行右折中、右方から高速のまま直進してきた他車両と接触したため、同車両が暴走して佇立中の通行人を死傷させた事案において、同車両運転者の過失のみを認め、被告人については信頼の原則を考慮し過失を否定した事例
意匠登録無効審判請求と「法律上の利益」 「電話機」に関する登録意匠について、貿易業者が輸出計画に妨げがあるときは、その登録無効の審判を請求する法律上の利益がある
1 「折畳機構の改良」に関する特許出願について、特許庁から示された拒絶理由に一見矛盾するような変遷があっても、拒絶相当とする審決を違法ならしめる理由にはならない 2 右出願について明細書および当業者が理解しうる記載がないことを拒絶理由とするのを相当とした事例
1 犬の咬傷による損害賠償の請求が認められた事例 2 弁護士費用について被害者側の態度を考慮して通常相当とされる額の2分の1の額のみを認めた事例