1 県選挙管理委員会に対する異議申立と同委員会の審査し得べき範囲 2 右審査において異議申立人、当選人を立会もしくは参加させることを要するか
1 協議又は審判によって定められた婚姻費用分担義務は、継続的法律関係であり、しかも夫婦間の、またこれらの者と一般社会経済との相関関係において定められたものであるから、事情変更があった場合には右協議又は審判を取消又は変更する審判をすることができる 2 婚姻費用分担に関する協議又は審判の事情変更に基づく取消・変更は、協議又は審判のあった後に、その基準とされた事情に変更が生じ、従来の協議又は審判の内容が実情に適合せず不公平なものになった場合にかぎられ、右額決定に際し当事者においてすでに判明していた事情ないし、予見し得た事情を理由としてその変更を主張することはできない
1 執行裁判所の職権に基づく競落期日変更の許否 2 公告または利害関係人に対する通知のなされたことが記録上明らかでない右期日変更の効力
裁判所は遺産分割にあたり、相続人の相続分を左右する権限まで有するものではなく、遺産に対する各人潜在的持分は相続分の形で定型化されているのであって、ある相続人が遺産の形成に対して一般的な寄与・貢献をしているとしても、そのことを根拠として、その相続人に相続分以上の遺産を取得させることができない
金属一般を指定商品とする「ANOZINC」という商標登録出願につき、「ZINC」は亜鉛を意味する亜鉛に関連する商品であるかのように品質誤認のおそれありとし、拒絶相当とした事例
金属一般を指定商品とする「UNICHROME」という商標の登録出願につきクローム合金またはクロームメッキであるように品質誤認のおそれありとし、拒絶相当とした事例
新聞などの商品に関する「宏成」という商標登録出願につき、印刷物に関する「佼成」という既登録商標と称呼を共通するとし、拒絶相当とした事例