1 特許法における「同一の事実、同一の証拠」の適用が問題とされた事例 2 公知文献に技術の開示があるかどうか問題になった事例
1 一時使用の為の土地賃貸借と認められた一事例 2 「都市区画整理事業の実施されるまで」との期限が付されていた従前の土地上の賃貸借における期限到来の意義
1 別訴の不法行為訴訟に要した弁護士費用の賠償請求と右別訴の不当抗争性の要否 2 不当抗争による慰謝料と予見可能性の要否
訴因(証拠いん滅教唆)の明示を欠いた部分があるのに、検察官に釈明して補正追完させることなく審理判決したことが審理不尽にあたるとして破棄された事例
1 非嫡出子の父の氏への変更については、非嫡出子の保護という面のみでなく、その改氏により非嫡出子の受ける利益と父の正妻および嫡出子の蒙むるべき不利益とを比較検討のうえ、その許否を決すべきものである。 2 申立人の父とその妻が10年余にわたり別居生活を継続しているのであるから、申立人の改氏があっても、父とその妻の関係がこれ以上悪化するおそれがないなど判示事情のもとでは、申立人の父の妻が本件申立に反対しているからといって、直ちに申立を却下するのは失当であるとして、原審判を取消した事例