1 法人格のない財団として設立中の財団法人に訴訟上の当事者能力が認められた事例 2 遺言による寄附行為の寄附財産について遺言執行者のした処分が有効とされた事例
1 審査請求人より弁明書副本の送付方の請求があった場合に、審査庁が処分庁に対し弁明書の提出を求めることの要否 2 協議官等が処分庁において審査請求人の所得調査書等を閲覧して作成したメモは、行政不服審査法33条にいう閲覧の対象となる書類に該当するか 3 審査請求人の書類閲覧請求を正当な理由なく拒否した場合と裁決の取消事由 4 国税局長が行政不服審査法25条による意見陳述の聴取者として、協議官およびその補助職員を指定することの適否
1 都電踏切における都電と4才の幼児との接触事故につき、都電運転士に過失を認めた事例 2 都電運転士の過失を6、4才の幼児の親権者の過失を4とした事例
「デッサン用クレヨンの製造法」に関する特許発明について、熱処理に関する技術手段が公知例における、炉の余熱を利用して放置する手段に比し、特段の効果なしとして特許を無効とした審決を是認した事例
「水圧工具」に関する特許発明について、その明細書に「好ましい実施態様」として2本のハンドルを挙げている場合であっても、それだけでは1本のハンドルの場合を排斥しているかどうかの結論を導くことはできないとした事例
「ビニール障子紙の製造法」に関する発明について、審決が挙げた引用例から容易に考えられるものとして、対象物、助剤、添加量に関する原告の主張を排斥した事例
1 特許法における「同一の事実、同一の証拠」の適用が問題とされた事例 2 公知文献に技術の開示があるかどうか問題になった事例
1 一時使用の為の土地賃貸借と認められた一事例 2 「都市区画整理事業の実施されるまで」との期限が付されていた従前の土地上の賃貸借における期限到来の意義