罹災都市借地借家臨時処理法2条による借地権において同法5条の期間内に地上建物が朽廃以外の事由により滅失した場合の効果
住宅用ビルディングの分譲において完成後の部屋の形状、床面積等が契約時の内容と異なったため利用価値が減少した場合と民法634条の適用の有無
1 代物弁済の予約が完結された場合にすでに支払を受けていた遅延損害金の返還義務の有無 2 代物弁済予約の目的物を譲り受けるとともに残債務の免責的引受をした者は、代物弁済予約の完結による一部弁済金の返還請求権を取得するか 3 代物弁済予約の完結による目的物の引渡義務と一部弁済金の返還義務とは同時履行の関係にあるか
1個の債権のため数個の不動産につき停止条件付代物弁済契約がされている場合にその一不動産に対する代物弁済がされたとして本登記がされたときの他の不動産の帰すう
病気による不出廷であり、その旨の正式の診断書が提出されていても、その病気が社会通念からいって公判審理引延しの目的から被告人がみずからその原因を与えたもではないかとの疑が極めて濃厚であると認めて刑訴法96条1項1号に該当するとした事例
1 商品取引所法に基づいて定められた受託契約準則の効力 2 商品取引所法に基づいて定められた受託契約準則が改正された場合における改正後の受託契約準則の効力
1 県立高校等教職員は法令上時間外勤務手当請求権を有するか 2 校長が権限なく発した指示に応じ職員会議に出席して時間外勤務をした教職員も右手当を請求できるか
旧ホフマン法による逸失利益の請求を新ホフマン法による請求に改めた場合の差額分について消滅時効が完成しないとされた事例
抵当権設定当時土地および建物の所有者が異なるがその抵当権の実行による競落の際、これが同一人の所有に帰していた場合と民法388条の適用