1 刑訴法368条にいう検察官のみが上訴した場合で、その上訴が棄却されたときに該当すると判断された事例 2 刑事補償法1条にいう無罪の裁判に該当すると判断された事例
1 水虫の治療方法たるレントゲン線照射が皮膚癌発生の主要な原因となっているとされた事例 2 前記の場合において、レントゲン線照射により水虫の治療をした医師の過失を認めた事例
罹災都市借地借家臨時処理法2条による借地権において同法5条の期間内に地上建物が朽廃以外の事由により滅失した場合の効果
住宅用ビルディングの分譲において完成後の部屋の形状、床面積等が契約時の内容と異なったため利用価値が減少した場合と民法634条の適用の有無
1 代物弁済の予約が完結された場合にすでに支払を受けていた遅延損害金の返還義務の有無 2 代物弁済予約の目的物を譲り受けるとともに残債務の免責的引受をした者は、代物弁済予約の完結による一部弁済金の返還請求権を取得するか 3 代物弁済予約の完結による目的物の引渡義務と一部弁済金の返還義務とは同時履行の関係にあるか
1個の債権のため数個の不動産につき停止条件付代物弁済契約がされている場合にその一不動産に対する代物弁済がされたとして本登記がされたときの他の不動産の帰すう
病気による不出廷であり、その旨の正式の診断書が提出されていても、その病気が社会通念からいって公判審理引延しの目的から被告人がみずからその原因を与えたもではないかとの疑が極めて濃厚であると認めて刑訴法96条1項1号に該当するとした事例