「肉織維の分離方法」および「食肉加工のケーシング破裂及び皺の防止法」に閑する2つの特許権に基づく差止請求において、その権利範囲は、公知公用の方法に属する被告の方法には及ばないとした事例
1 国鉄従業員の職場外での公務執行妨害の犯罪行為が懲戒事由にあたるとした事例 2 過去の懲戒歴を、懲戒規定所定の免職、停職、減給、戒告等の処分選択の裁量の資料としうるか
1 自動車運転の資格の有無を確かめずに貸与したことを過失とした事例 2 会社の自動車の使用を許された従業員が、これを第三者に貸与した場合における会社の運行供用者責任(肯定)
中華そば麺などを指定商品とする「はごろもロケット」という称呼を有する商標について、「ロケット」の部分も要部であり、「ロケット」の称呼と観念を生ずる引用商標と類似するものとして、その登録を拒絶するのを相当とした事例
1 再下請負人の不法行為につき元請負人に使用者責任を認めた事例 2 主婦の家事労働につき、家政婦の賃金を基準として逸失利益を認めた事例
1 使用者が労働委員会の原職復帰命令後、一旦解雇を取消し、再解雇したとき、右命令の履行ありとはいえない事例 2 労組法32条の過料につき、刑法総則の準用があるか 3 救済命令不履行の違法性及び責任性阻却事由
離婚について当事者間に合意があり、且つその届出をする意思を有していた事実が明らかである場合は、届書の署名が第三者によって代行され、且つ偽造された印鑑を押捺して提出された届書であっても戸籍事務管掌者によって受理された以上右離婚は有効である