1 領得した薬剤が、その量少く製造原価、購買価格も極めて僅かであるが、その製法の独自性ひいてはその機密性との関係において極めて大なる価値を有する場合には、その薬剤は刑法253条にいう「物」にあたる。 2 会社の職員が職務上作成した資料、文献は、その職員個人の所有物ではなく、会社の所有に属する。
1 証券会社に預託されたいわゆる保証金代用証券を会社の第三者に対する債務の担保に差入れる行為が業務上横領罪にあたるとされた一事例 2 いわゆる保護預り株券を一旦自己の債務の担保に流用したのち、これを受戻して再度別に担保に流用することが、前の流用行為とは別個の犯罪を構成するか。
1 土地のいわゆる地震売買と土地賃貸人の債務の不履行となった時期 2 地震売買による土地賃貸人の損害賠償につき過失相殺を認めた事例
1 財産分与金の支払担保のため相手方所有の不動産に抵当権を設定した事例 2 労研方式により父の未成熟子に対する扶養料分担額を算出したうえ、さらにその額を申立人(子)の申立の範囲にとどめた事例
1 白地手形補充権の有無についての主張立証責任 2 振出人が破産した場合、手形所持人が裏書人に対し満期前に遡及権を行使するときと手形呈示の要否
1 診療事故における医師の過失の認定と立証の負担の転換 2 被害者の死亡に基づく慰藉料請求を傷害に基づくものとして一部認容した事例 3 共同不法行為者の一方に対してなされた債務免除の相対的効力