1 労働基準法に基づく災害補償と慰藉料との関係 2 労働基準法第75条の療養補償債務の履行遅滞となる時期 3 労働基準法第76条の休業補償債務の履行遅滞となる時期
痴愚級精神薄弱の本人に対する再々度の収容継続申請に対し、再非行のおそれはほとんどないので、劣悪な環境は福祉事務所の協力のもとに調整をはかるべきであるとして、これを却下した事例
信号を無視し右方の安全を確認しないで交差点を横断しようとして事故にあった歩行者の過失を斟酌して、その被った財産損害中4割弱だけを加害者側において賠償すべきものとした事例
酩酊運転の訴因につき、道路交通法第117条の2第1号所定の「酒に酔い」(アルコールの影響により車両等の正常な運転ができないおそれがある状態にあることをいう。)車両等を運転したことを認めるに足る証拠はないとして無罪とした事例
現物分割は著しく困難であるのみならず、もし現物分割をすればその価額が著しく減損するとして、遺産分割審判において競売を命じその換価金の分配を命じた事例
1 占有侵奪による損害賠償請求権の法的性質とその相手方となりうる者の範囲 2 占有被侵奪者が侵害者に対し占有回収の訴を提起した場合と擬制的占有権の成否
夫が運転しその妻が同乗の原動機付自転車が他車と衝突し両名共負傷した事故に因る損害賠償請求において夫の過失を妻の損害額算定に斟酌した事例
手形判決で敗訴した被告が異議申立に伴い保証を立てて執行停止を得たのち、一審の終局判決でも敗訴し、控訴提起に際し再び保証を立てて執行停止を得た場合において前者の保証を取り消すべきものと認めた事例