1 建築士の資格および事務所を有しない建築業者が注文者の依頼により建築請負契約の準備的行為として設計をした場合と設計料請求の適否(積極) 2 右の場合における設計料算出の基準
1 労働組合の団体交渉申入に対し使用者が応諾する義務ある旨の確認請求を棄却する判決の既判カ 2 公共企業体等労働関係法4条3項(旧規定)の違憲性 3 右法条が違憲無効な場合、これに従って使用者が団体交渉を拒んだとき使用者は不法行為上の故意又は過失の責を負うか
個人企業に雇傭されている者が、雇主が代表者となっている法人所有の自動車を私用運転しで惹起した事故につき法人に責任を認めた事例
賃借権設定仮登記につき権利移転の附記登記がなされた後において、当初の賃借権設定行為の無効を理由として、該賃借権設定仮登記の抹消登記手続を訴求すべき相手方
1 麻薬中毒者がその中毒症状を緩和するため情を知らない麻薬施用者から麻薬の施用を受けた場合の擬律 2 包括一罪と認められた一事例
1 宗教団体法による寺院が民法602条所定の存続期間を超える土地賃貸借契約を締結しながら、同法10条1項所定の認可を得なかった場合と、民法130条の類推適用の有無 2 右契約は宗教法人令ないし宗教法人法の施行によって有効となるか
自動三輪車のガソリンタンク内のガソリンを焼燬したときは刑法第110条第1項の放火罪における目的物を焼燬した場合に当るとした事例