大阪高裁昭41.6.20

暴力事犯の前科数犯ある者について暴力行為の常習性を否定した事例

大阪高裁昭41.6.20

犯人が被害者を２階事務所に連れ込み暴行脅迫を加え、被害者をしてその危害から身を守るために２階の窓から地上に飛び降りるに至らしめ、その衝撃により傷害を負わせた場合に傷害罪の成立を認めた事例

大阪高裁昭41.6.21

被告人が法人であるとき、既にその代表者の資格を失った者が弁護人を選任し、裁判所がその代表者でない者を召喚して公判手続がなされた場合の訴訟手続の違背が破棄事由となった事例

最高裁三小法廷昭41.6.21

裏書の連続による推定を覆すために主張すべき事実の範囲

東京地裁昭41.6.21

担保手形と同時履行の抗弁

大阪地裁昭41.6.21

名誉毀損の原状回復として墓石に刻まれた碑文中の一部の削除を命じた事例

最高裁三小法廷昭41.6.21

１　市長と約束手形振出権限の有無　２　市長がその権限をこえて約束手形を振り出した場合において当該振出行為を民法第４４条第１項にいう職務を行なうについてされたものと認めた事例

最高裁三小法廷昭41.6.21

第三者が市長振出の約束手形を取得するさいの調査について過失があるとして過失相殺を認めた事例

東京地裁昭41.6.21

準満手続期日の延期または続行の申立は民事訴訟印紙法第６条の２第１号の期日指定の申立にあたる。

東京高裁昭41.6.22

殺人等被告事件につき無期懲役刑を言い渡した原判決の刑を相当とした事例

東京地裁昭41.6.22

１　大学のクラブ活動において、新人練成のために許される有形力行使の限度　２　クラブの慣行となっていたため、許されるものと考えて、いわゆるシゴキ行為をした者の責任

山口家裁萩支部昭41.6.22

相続財産の全部を現状のままで与えて特別縁故者の生業の資とするのを適当とする場合には、与えられるべく財産を限度として、分与を受ける者に相続財産管理人の報酬金、管理費用を支払わせるのが相当であるとした事例

東京地裁昭41.6.23

消費貸借上の債務の履行のためにする約束手形の振出行為と商法第２６５条

大阪地裁昭41.6.23

労働組合役員選挙直前の転勤命令を不当労働行為と認めた事例

最高裁一小法廷昭41.6.23

公共の利害に関する事実の摘示と名誉棄損の成否

最高裁一小法廷昭41.6.23

１　公職選挙法における出納責任者の意義　２　公職選挙法第２５１条の２第１項所定の当選無効要件に関する審査の範囲

大阪高裁昭41.6.23

催告後、長期間を経過したのちになされた契約解除の効力

最高裁二小法廷昭41.6.24

法律上他社の株式取得の制限を受けている会社が所有株式についでの増資新株を自社重役等に無償で取得させた場合における課税所得の算定

大阪高裁昭41.6.24

共謀関係の消滅を認めた事例

大阪高裁昭41.6.24

民法第７１５条と自賠法第３条に基く請求権の関係