婚姻の無効による婚姻事項の消除、父の変更等の訂正は、身分法上重要な影響があるから、原則として戸籍法第113条、第114条による訂正は許されず、同法第116条所定の確定判決又は審判により消除又は訂正すべきものと解するのが相当である
妻の性格が勝気であり協調性に乏しいことが婚姻関係破綻の一因をなしているとしても、主たる原因が妻と姑との不仲にあり、その結果として夫が離婚を意図するに至った場合は、結局婚姻破綻の責任は夫にあるとして婚姻費用の分担を命じた事例
1 交通事故による労働能力の一部喪失の場合につき、労働能力喪失の統計表によって逸失利益を算定した事例 2 弁護士費用と事故による損害
1 税理士法第2条第2号にいう税務書類の「作成」にあたるとされた事例 2 同条にいう「他人の求に応じ」にあたるとされた事例
1 雨天で濡れた路面を走行する自動車が停車する際の運転手の注意義務 2 自動車の破損による積極的損害の他に、代替新車購入までの逸失利益の賠償を認めた事例
1 株式会社の取締役または監査役の退任によりその法定員数を欠くに至ったときは右退任による変更登記はなすべきでないとした事例 2 右の場合退任の登記をなすべき確定判決があっても、登記官はその登記申請を却下すべきものとした事例