＜最近の判例から１２＞他人名義の手形署名を行なう場合の法律関係ー最高裁昭４０．１２．１０判決についてー

坂井芳雄   

最高裁二小法廷昭40.12.10

他人名義の手形署名を行なう場合の法律関係

大阪地裁昭40.12.10

保険会社の営業所長が自己所有の自動車を運転中起した事故につき、会社の運行供用者責任を認めた事例

＜高裁刑事判例研究１１０＞土地管轄を有しない裁判所に事件を移送した場合と刑事訴訟法１９条３項の即時抗告との関係

坂本武志   

大阪高裁昭40.12.11

土地管轄を有しない裁判所に事件を移送した場合と刑事訴訟法第１９条第３項の即時抗告との関係

東京地裁昭40.12.11

店員の喧嘩につき会社に使用者責任を認めた事例

大阪家裁昭40.12.13

非摘出子の母死亡後認知した父からなされた親権者指定の申立を当該父が親権者として適当であるとして認容した事例

高松高裁昭40.12.13

戸籍法第１１３条による戸籍訂正の許可は、訂正事項が軽微で親族法上の身分関係に重要な影響を及ぼさない場合か、また戸籍の記載自体から記載事項が法律上許されないことの明確な場合に限り許さるべきである。

東京地裁昭40.12.13

手形に貼付すべき収入印紙の不足と手形取保者の重大なる過失の成否

東京地裁昭40.12.13

解約手付条項を例文と認定した事例

大阪地裁昭40.12.13

加重収賄罪とよって犯した不正行為との罪数関係

神戸家裁昭40.12.14

夫婦関係が破綻に陥り差し当り到底円満な共同生活の回復を期待し得ない場合には、夫婦のどちらも他方よりの同居請求を拒否するについて正当な理由がある。

福岡家裁昭40.12.14

家事審判法第２３条の審判手続において、当事者間に合意が成立しない場合に、当事者間において身分関係が明らかでありかつその原因事実について争のないときは、法第２４条の審判手続に移行して審判を行い得るものと解し審判をした事例

東京高裁昭40.12.14

「男性精力増強具」の発明が旧特許法３条４号に該当すると認められた事例

東京高裁昭40.12.14

１　審判における証拠の証明力が否定された事例　２　審決で判断されなかった主張ないし証拠をもって審決の正当性を主張することは許されない。

東京高裁昭40.12.14

公職選挙法第１９９条の５の法意

東京高裁昭40.12.14

代物弁済による土地所有権の取得と法定地上権の成否

東京高裁昭40.12.14

共同住宅の部屋の賃借人の失火と、債務不履行による損害賠償の範囲

東京高裁昭40.12.14

恐喝未遂罪の成立する事例

熊本家裁山鹿支昭40.12.15

家事審制規則第７２条第１項によって準用される同規則第５４条は単なる訓示規定ではないが、同規則第２４条のように絶対的な効力規定でもなく、右両者の中間に位する一種の相対的効力規定であるとみるべきである。