原決定に対し、不服であると抽象的にいうだけでは、抗告申立ての方式に関する規則所定の要件を具備せずかつ抗告趣意書が抗告提起期間徒過後に提出されたとしても、右抗告申立書の不適法を補正するものとは解されないとした事例
1 請求範囲の記載のみでは不明確な点を発明の課題及び手段の点から解釈した事例 2 「火花放電利用加工装置」の発明の新規性が肯定された事例
無断増改築を理由として家屋の賃貸借が解除された場合においても、賃借物の原状回復(賃借物の返還を除く)は賃借人の権利であって義務ではなく、賃貸人はその増改築部分の収去を求めることはできない
1 土地所有者の反対を無視してなされた改築同様の大修繕と借地権の消滅時期 2 建物の大修繕ある場合の借地法第2条第1項但書の適用と建物の同一性の判断の要否