1 ポリプロピレンの重合に用いられる触媒原料の異同と触媒の同一性および均等性 2 触媒の異同と利用関係 3 利用関係にかんする疎明責任 4 通常実施権者と補助参加の利害関係
被相続人の妻と姉2人の間における遺産分割審判事件において、家庭裁判所が職権により、他に存する戸籍上の相続人につき、それが虚偽出生届に基づくものであるから相続人ではないと判断し、なお、相続遺産の範囲について審理確定して分割の審判をした事例
1 訴訟告知人と被告知人との間に参加的効力の認められなかった事例 2 訴訟告知により参加的効力を生ずる場合の第三者の範囲
(12)その他 その他の注意義務に関するもの 事故の原因は、被告人が運転する普通乗用自動車の左前輪が走行中にパンクして空気が抜け、ハンドルが左にとられて車が斜左に逸走したことにあり、不可抗力による事故と認定した事例
新潟県青少年保護育成条例第9条の「みだらな性行為」とは、広く社会通念に照らして倫理的な非難を受けるべき性交、または性交類似の行為をすべて指称すると解すべきで、性行為の相手方である少年の意思いかんは、本条の罪の成立に影響を及ぼさないとした事例
1 根抵当権の基本契約上の債権者の地位の譲渡と根抵当権の移転 2 根抵当権の基本契約上の債権者の地位の譲渡と根抵当権の被担保債務についての代物弁済予約による仮登記上の権利の譲渡
1 代理人の過失によって期間の懈怠を生じた場合には、当該手続行為の追完をなし得ない。 2 旧特許法第25条の追完事由は、当該手続行為をなした後に主張立証しても差支ない。
暴力団に関係をもつ複数人による殺人被疑事件につき、被疑者が殺人の共謀をしたことを疑うに足りる相当な理由が認められず、殺人幇助の事実は認められるが、罪証隠滅及び逃亡のおそれがない、として勾留請求を却下した原裁判を、殺人の共謀をしたことを疑うに足りる相当な理由はあるが、罪証隠滅及び逃亡のおそれはない、として結局肯定した事例
身体障害者からその実親に対してなされた扶養請求事件において、実父母が幾分扶養可能の状態にあるとしても、子に全然勤労意欲がなく、また本件を申立てる必要を生じた原因につき、その一半の責がある場合は、民法上の親族間の一般私的扶養としては認容されないとして右申立を却下した事例
1 麻薬取締法第3条第1項第2号にいう「当該麻薬診療施設の開設者が譲り渡した麻薬」の意義 2 同法同条同号と同法第41条の関係
1 工事下請人の不法行為につき工事元請人にたいし民法第715条の責任を認めた事例 2 ビル建築とこれによって蒙る隣人の精神的苦痛に対する慰藉料 3 ビル建築注文者の不作為と民法第716条の但書の責任
「PERLON」なる商標が糸類について特別顕著性を有し、かつイー・ゲー社製の合成繊維以外の商品についても品質誤認を生ぜしめないとされた事例