1 職域的団体の執行部がその構成員に秩序破壊行為があったとする指弾と名誉毀損の成立 2 法人たる職域的団体の理事の秩序破壊行為があったとみられる構成員に対する権限と責務
1 会社の代表者でない者の作成提出にかかり本来無効な上告趣意書がいわゆる瑕疵の治癒により有効と認められた事例 2 現行刑事訴訟法の施行と国税犯則取締法第15条の効力
1 失火事件において、特殊な発火原因を認めた事例 2 失火に伴う爆発事故において、激発物過失破裂罪の成立を否定した事例 3 本訴因と観念的競合の関係にある訴因を追加する場合における公訴時効判断の基準
朝鮮人夫婦と日本人未成年者との養子縁組につき、準拠法たる朝鮮人の本国法の決定は、その者がいずれの国により密接な関係を有するかの観点から定めるべきものとして、その客観的要素および主観的要素を総合して韓国法を適用した事例
当事者の申し出た金額およびその受領拒否の意向にとらわれずに、判決確定後一定期間内の金銭支払を条件として土地賃貸借解約の正当事由を肯認した事例
1 部隊行進中の旧警察予備隊所属自動車運転者の交叉点通過の際払うべき注意義務 2 演習におもむくための予備隊所属の自動車の部隊行進と国家賠償法第1条にいう公権力の行使
買収農地の売渡を受けた者が当該農地の所有権を時効取得したときと被買収者が右農地の買収処分の無効確認を求める訴の利益の有無
相続財産に属する株式を相続人が遺産分割前に勝手に処分したときは、その株式にかわり、同人に対する代償請求権が分割の対象となる。
相続人のある者が、遺産分割前に勝手に相続財産を処分したときは、その財産に代り同人に対する代償請求権が相続財産に属し、分割の対象となる