後見人に、その選任当時判明しなかった前科があるほか、現に傷害罪により公判係属中であるの事由があり、さらに後見人が被後見人の財産状況を家庭裁判所に報告しない後見の任務に適しない事由があると認められるとして、職権により後見人解任の審判をした事例
賃料前払の特約のある土地賃貸借契約において、既にその特約に基いて当期の前払が全部なされた場合における、その前払に相当する期間の経過前になされた賃料値上の意思表示の効力発生時期
1 一方の親権者のみが未成年の子を代理して競買の申出をなし、他の親権者によって代理されていない瑕疵は、他の親権者が競売裁判所に対し未成年者名義の競買行為を追認する旨の書面による意思表示をすることによって治癒されるか 2 右競買申出に、未成年者の親権者としてするものであることが表示されず、資格証明書の提出もなされなかった場合、競落許可決定確定後にその効力を争うことができるか
認知の要件を定めるにつき、その父について父の本国法たる朝鮮民主主義共和国法を適用すべき場合、右法律が明らかでない場合の処置
1 ズボン腰裏地の中間部の凹凸を形成する部分におけるサツカー織とはちす織 2 専用実施権を設定した実用新案権者の差止請求権
1 旧商標法2条1項10号違反の基準時と指定商品一部の放棄 2 旧商品類別第43類菓子及び麺麭の類に属する商品と餅との関係
1 受益者の申請によってなされた保存登記につき対抗要件の否認権行使が認められた事例 2 否認権行使によリ代価償還が行なわれる場合の償還価額算定の基準時点